ワセリンは安全だからどんな場所にも使える、そんな風に聞いたことありませんか?確かに、副作用もほとんどなく、顔にも使えるし、口に入れても安全と言われています。
ではデリケートゾーンにも使うことは出来るのでしょうか?使えるのなら、ますますワセリンの有効利用ができますよね!!
ワセリンとは?まずはワセリンの紹介
ワセリンは、石油を精製したもの、です。石油だけで作っているものなので、安全という訳ですね!ワセリンの中でも「白ワセリン」が一番純度が高いので、肌に使う時は「白ワセリン」を選ぶと安心です。
医薬品として売られている「白ワセリン」ですが、他の成分が入ってないため、他の皮膚炎用の薬を比べるとはるかに安いです。
薬以外にも、保湿用の化粧品の中にはワセリンが入っているものも少なくありません。(とは言え、安すぎるワセリンは不純物が入っている場合があるので、成分など確認してから購入、使用してください)
保湿成分+ワセリンが入っている高価な化粧品と、保湿用の化粧品とワセリンをそれぞれ安く買うのと、どちらが良いでしょうか? もちろん好みの問題となりますが、選ぶ商品によっては別々の商品にした方が安い場合もあります。
その上、別々で買っておけば、ワセリンはハンドクリーム代わり、リップクリーム代わりにも使えるので便利ですね!!
ワセリンはデリケートゾーンにもOK?
結論から言うと、問題なく使えます。余計な成分が入っていないので、粘膜部分以外の皮膚のところであれば使ってもOK。(粘膜部分のかゆみが気になる場合は、婦人科や産婦人科で診察を受けて処方してもらった方が良いです)
ワセリンは容器の中に入っている状態では、塗る時には固くなってしまっている場合が多いので、手を清潔にした後に、手の平であたためてから塗ると薄く塗ることが出来ます。塗る前にはもちろんデリケートゾーンも清潔にし、塗りたい場所にワセリンを点々とつけて薄く伸ばしていくと塗りやすいです。
デリケートゾーンの黒ずみに効果はある?
黒ずみって気になりますよね・・・。残念ながらワセリンは黒ずみには効きません。ただ、黒ずみが起こる原因として下着などの摩擦などが挙げられるのですが、ワセリンを塗れば肌を守ってくれるので、今以上に悪化することを防いでくれるでしょう。
もし黒ずみをどうにかしたいと思っている方はデリケートゾーン用の美白クリームを使用して下さい。「トラネキサム酸」といった有効美白成分を配合しているものであれば、黒ずみや色素沈着を解消してくれますよ!これから夏に向けて水着を着る機会も増えてくるので、しっかり対策をしていきたいところですね!
まとめ
ワセリンはデリケートゾーンの皮膚炎対策にも使用できることが分かって頂けたでしょうか?ちょっとした皮膚の問題であれば全身に使えるワセリン、本当に優秀ですね!!
体の様々な場所に使えるので大容量のものを買いたくなりますが、少し注意点があります。一つ目は、ワセリンは日光に当てると酸化してしまうので涼しい場所に保管するようにしてください。(酸化すると色が変色してきます。その場合は、上の方を清潔なスプーンなどですくって、空気に触れていなかった面から使うようにして下さい)
二つ目は、使う時には小さい容器に移してから使うようにしましょう。(100均の容器で十分です!)手についた細菌などがワセリンに付かないようにするためです。細菌が入ったワセリンを使うと、その細菌も肌に塗り込んでしまうことになりかねません。
デリケートゾーンに使う場合は特に、「デリケートゾーン用」と「手足用」などと分けた方が気持ちよく使えますよね!!これから夏に向かって、ワセリンを上手に使って、肌のケアをしていきたいですね!
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