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スピルリナと言えば、健康食品として知っている!という方と、青色の着色料の色素だよね?という方とおられると思います。でも、健康食品と着色料って正反対のような・・・。着色料って身体に悪いというイメージがありますし・・・。

一体どういうことなのでしょうか?スピルリナについて今回はじっくり調べてみました!!

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スピルリナは健康食品?着色料の色素?

この質問の答えは、両方YESです。つまり健康食品としても使用され、着色料としても使用されているのです。

まずスピルリナが何か、というと「らせん形」をした濃緑色の単細胞微細藻類です。ばねみたいな形をした藻ですね。らせん形を意味するラテン語“Spira”(英語ではSpiral)に由来しています。

とはいえ、実は一般的に『スピルリナ』として使用されているのは『スピルリナ属』のものではなく、『アルスロスピラ』属のものです。以前、『スピルリナ』属だったものが変遷して『アルスロスピラ』属になり、でも呼び方はそのまま『スピルリナ』となってしまっている、とのこと。

少し難しい話になりましたが、つまりスピルリナは藻なのです。藻と言えば緑色ですよね?その色を使って着色しているのです。

そして乾燥した『スピルリナ』には、タンパク質が約60%、その他にはビタミン、ミネラル、多糖類(食物繊維)、クロロフィル、β-カロテン、ゼアキサンチンなどが多く含まれています。『スピルリナ』はβ-カロテン、ゼアキサンチンによる抗酸化作用に優れていて、また消化吸収性が良いことで健康食品として注目されているのです。

『スピルリナ』が持っている成分は健康食品に使うのにとても優れていて、着色料と言っても、その元々持っている色で着色している天然のものなので、安全だということですね!

『スピルリナ』の色素

『スピルリナ』に含まれている青色色素はフィコシアニンと呼ばれる色素たんぱく質です。実はこれ自体にも良い効果があるのです。

それは体内の放射能を体外に排出してくれる、というもの。食後に取ることで、体内に入った他の着色料や添加物を便として排出してくれるのです。

フィコシアニンには、そんな有害物質を排出してくれるデトックス効果以外に、美肌効果・免疫力向上(風邪を防ぐ)・抗酸化作用(ガンや病気を防ぐ)もあります。ガン予防としても使えるなんて、スーパーフードと言われるものに、ほとんどこのフィコシアニンが含まれているのも納得ですね。

『スピルリナ』は苦い⁉

『スピルリナ』はサプリメントとして錠剤や粉末で売られています。体内に吸収しやすいという面では粉末がお勧めなのですが、味が苦手という方も多いのではないでしょうか?私も苦手で、独特の苦みがあり、口の中にその苦みがしばらく残るのがどうも飲み続けることができない理由でした。

私のように味が苦手という方には錠剤の方が飲みやすいのでお勧めです。一気に飲むことが出来ますし、口の中にもあまり残りません。

もし普段からスムージーを作る習慣がある方は、スムージーの材料にしてもOK。果物を入れて自分好みのスムージーを作ってみて下さい。甘酒とスピルリナのスムージーは疲労回復に最適ですよ!

まとめ 

健康食品&着色料の『スピルリナ』の謎が解けましたね。海藻類はどれも栄養価が高いイメージですが、その中でも『スピルリナ』は別格のようです。

「良薬は口に苦し」という言葉があるように、体内をきれいにしてくれる『スピルリナ』はあまり美味しく食べられるものではないですが、『スピルリナ』で不必要なものを排出してもらって、いつまでも健康的な生活を送りたいですね!

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