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勉強に集中したい、仕事に集中したいのに、思うようにいかずに悩んでいる皆さん。

もしかしたら、それはある病気が原因かもしれません。

簡単にチェックしてみましょう。

あなたは今まで友達や学校の先生からこのようなことを言われたことはありませんか?

・ 忘れ物が多い
・ じっと座っているのが苦手
・ いつもそわそわしていて落ち着きがない
・ 人の話を最後まで聞くのが苦手
・ 作業を中途半端なところでやめる
・ 興味があるものにすぐに飛びつく

これらに4つ以上当てはまった人はもしかしたらADHDかもしれません。

そこで、今回はADHDとはどんな病気なのか、またどんな対策をとればよいのかお話ししていきます。

頑張りたいのに頑張れずに悩んでいる人や、自分に自信をもちたいと思っている人は気軽に読んでみてくださいね。

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ADHDってなに? 

ADHDとは注意欠如・多動症と呼ばれる発達障害の一つです。脳内の神経伝達物質の働きがうまくいっていないことが原因だと考えられていますが、詳しいメカニズムは分かっていないのが現状です。ADHDの特徴として、「不注意」「多動症」「衝動性」などが挙げられます。

上で挙げたチェックリストはまさにこれらの特徴から起こる行動です。これらは私たちの生活の中で学習、仕事、人間関係など様々な場面に影響をもたらします。私の知り合いにもADHDの症状に悩まされている友人がいます。

「自分ではもっと頑張りたいと思っているのに、同じ失敗を繰り返してしまう。自分はダメな人間なんだ…」

私の友人はこのように捉えていましたが、それは違います。

本人の意思の弱さや努力不足なのではなく、脳のメカニズム的に他の人より困難なのです。だから、決して自分を責める必要はありません。まずは自分の特徴を受け止め、認めてあげることが大切です。

では、それを認めたうえで、何ができるのかについて考えていきましょう。

勉強に集中するための3つのコツとは? 

ではADHDの特性を踏まえて、勉強に集中するためのコツを紹介していきます。今まで勉強に集中できなくて自信をなくしてしまっていた人も、成功体験を増やし、自信を取り戻していきましょう‼︎

①環境を整える 

ADHDの特性として、周りの刺激にすぐに反応してしまう傾向があります。

そこで、なるべく集中力が分散しないように、刺激物を遠ざけるようにしましょう。例えばこのようなものです。

・ スマホ
・ マンガ
・ テレビ
・ パソコン
・ お菓子 など

特にスマホは多くの人がついつい無意識に触ってしまうものです。5分だけ触るつもりが、気づいたら30分、1時間経っていたなんてこともよくあります。

これらは勉強中は電源を切る、またはそもそも部屋に置かないという方法も効果的ですよ‼︎自分の勉強の邪魔をしているものが何なのかをきちんと知り、どうしたらそれを避けることができるか考えてみましょう。

②こまめに休憩をとる

勉強を始める時に、気合を入れて、「よーし‼︎今から2時間勉強をするぞ〜‼︎」という目標を立ててしまう人はいませんか?

これ、実は目標設定としてあまりよくありません。なぜかというと、人間の集中力は2時間ももたないからです。

特にADHDの人は集中力を維持することが苦手であるため、結果途中で勉強の手を止め、結果30分も勉強しなかったなんてことにもなりかねません。そこで、こまめに休憩をとるようにしましょう。

例えば、「20分勉強して、5分休憩をとる。」こんな感じです。もし20分の勉強が難しければ、最初は10分でも、5分でも問題ありません。

それがきちんとできるようになってきたら、徐々に時間を増やしていけば良いのです。また、休憩は長くても10分までにしましょう。

10分以上の休憩をとると、勉強モードの脳がまたリセットされ、勉強を再開するフットワークが重くなります。さらに、休憩中の過ごし方もできればストレッチをしたり、飲み物を飲んだりといった刺激の少ないものにすると良いですよ。
あくまでも勉強モードはそのままで、頭を休めることで、また勉強に集中できるようになります。

③小さな目標を立てる

目標を立てることでやる気になる人はとても多いです。しかし、ついついその目標があなたにとってはハードルが高いものになっていませんか?

例えば、

・ 家に帰ってから勉強を3時間する
・ 毎週、本を2冊読み切る
・ 毎朝6時に起きて、前日の復習をする

自分にあった目標を立てなければ、目標達成はできません。失敗を繰り返してばかりいると誰でも自信をなくし、結果やる気も出なくなってしまうものです。それでは、勉強しようなんて思わないですよね。

しかし、ぜひ勉強は楽しい、もっと学びたいというプラスのイメージをみなさんにはもってほしいと思います。そこで、小さな目標を立てて、それをきちんと達成して、成功体験を増やしていきましょう。

例えば、

・ 1日5ページ参考書を読む
・ 毎日10分間読書をする
・ 前日学んだことを何でもいいから3つ思い出す

このように、最初に立てた目標よりも、ぐんとハードルが下がったように感じませんか?これらを継続することで、自分に自信がもてるようになるのです。

ADHDで苦手なことがあっても、自分に自信がもて、勉強が楽しいと感じられるようになれば、自然と勉強への集中力もついてくるはずですよ‼︎

まとめ 

今回はADHDの特徴と勉強に集中するためのコツについて紹介しました。すぐに実践できることなので、ぜひ取り入れてみてください。

① 環境を整える
② こまめに休憩をとる
③ 小さな目標を立てる

また、本当に自分がADHDかどうかを確かめたいという人は、病院への受診をおすすめします。専門家の立場からさまざまなアドバイスをもらうことができ、場合によっては薬も処方してもらえます。

そして何よりあなた自身の自己理解が深まり、安心できるはずですよ。この記事を読んで、あなたの気持ちが少しでも前向きになってくれたら嬉しいです。

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