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ワセリンを使ったことがある方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?ドラッグストアで買うことができ、コスパもよく、皮膚トラブルの多い看護師さんもよく使っているという話も聞いたことがあります。

そんなワセリン、一体どんな傷に効くのか、そしてその使い方について調べてみました!

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ワセリンは薬なの?どういうもの?

ワセリンは石油を精製して作られたもので、いわゆる軟膏です。純度の高いものが白色ワセリンとしてドラッグストアで、第三種医薬品(包帯などがある棚ですね!)として売られています。(ちなみに商標登録の関係で、ユニリーバが発売しているヴァセリンは同じものですが化粧品売り場に並んでいます)石油だけで作られているので、肌に優しいのが特徴です。

石油から作られているワセリン、油は水を弾く、そんな常識の通りの効果がワセリンにもあります。肌にある水分を逃がさない、また外からの水の刺激や乾燥から肌を守ることが出来ます。

ワセリン自体には保湿効果はないので、肌の保湿をしたい時はローションなどで肌を潤わせてから塗ると、その水分の蒸発を防ぎます。また水仕事の前にワセリンを塗っておくと、水の刺激が手に伝わりにくくなるので、ひび割れなどを防ぎます。

ワセリンはどんな傷に効果的?

では、ワセリンはどんな傷に効くのでしょうか?ちょっとした皮膚炎であれば、なんでも大丈夫です。アメリカでは「切創、擦過傷、熱傷、ひび割れ、乾燥肌に使う」とラベルに記載されているように、切り傷や乾燥した時の傷に良く効きます。

とは言え、ワセリン自体には傷を治す効果はありません。傷を治す力は本来人間の体に備わっているので、その力を最大限発揮させるのがワセリンなのです。皮膚を油の膜でコーティングする効果があるので、その膜で外からの刺激を防ぎ、傷の治りを早くさせるのです。

ワセリンの効果的な使い方

ワセリンはお風呂上りに傷や乾燥が気になる部分に薄く塗るのがお勧めです。あまり厚く塗ってしまうとベトベトしてしまいます。顔やヒジ、ヒザなど特に乾燥が気になる部分にはまず保湿をしてからワセリンを塗りましょう。後は特に何もしなくても大丈夫です。

薄く塗っても多少はベトベト感がありますが、数分もすれば無くなります。手や足であれば、手袋や靴下でさらに保護してあげるとますます効果的です。

ワセリンを使う時の注意点

ワセリンはほとんどの場合、大きい容器に入って売られています(チューブ状のものもありますが、よく使う場合は大きいものを買った方がコスパ最強ですよね!)その容器のまま使ってしまうと、手についたホコリやゴミなども容器の中のワセリンに残ってしまい、それも一緒に肌に塗られてしまう、という逆効果が起こってしまいます。

それを防ぐためには、小さい容器に移し替えながら使うことです。100均に売っているような小さい容器に移しておけば、持ち運びにも便利ですし、ワセリンを良い状態で使い続けることが出来ます。

防腐剤なども使われていないので、直射日光が当たる場所での保管はやめて、涼しい場所においておきましょう。もししばらく使っていないワセリンを再び使いたい、日光に当たって酸化してしまっているかも?と不安な方は表面を少し削ってから使用すると良いでしょう。

まとめ 

冬は特に気になる手荒れやヒジ・ヒザ・カカトのひび割れ。ワセリンを数日塗るだけで効果は実感できると思います。赤ちゃんにも使えますし、口に入っても大丈夫なので、赤ちゃんの保湿対策、傷の保護対策、リップ代わりに使うこともできます。

数は少ないですが、ワセリンを使った副作用で皮膚炎が起こる方もいるようなので、気になる方は一度使ってみて肌との相性を確かめてみてから使用を続けるかどうか判断して下さいね!!

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