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緊急取調室3rd SEASONもとうとう最終回となってしまいました。今回はキントリのメンバーだけではなく、捜査一課の刑事も一緒に事件解決に向かって取り組みました。みんなのチームワークの良さが伝わってきて、ハラハラしながらも心が暖かくなる最終話でした。

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緊急取調室最終話のあらすじ

キントリが今のメンバーで挑む最後の事件となった今回は、先週と2週に渡って複雑な人間関係の絡んだものでした。

同窓会で同級生と毒殺した罪で起訴された北山未亜(吉川愛)、大学内で同級生を刺殺した事件の被疑者である藤井卓生(坂東龍汰)、そして3年前にこの2人を豪雨の中から救出した地元の中学校校長の染谷巌(吉田鋼太郎)、この3人がそれぞれに何かを隠しているようで、その秘密にどうキントリが取り組むかが一番の問題となっていました。

何かを掴んだと言って帰ってくるはずの梶山管理官(田中哲司)が帰ってこない中、北山を追求して、なぜ毒物を混入したかを話し始めます。それは、勢いあまって染谷巌を突き落としたため、その口封じをしようとしたのです。豪雨の中で、森の中の植物に毒があることを聞いていた北山は、藤井にその植物から毒を粉末状にするよう命令します。

でも殺すほどの力があることは知らなかったという北山。それ以上はその場では語りませんでしたが、キントリは染谷に連絡を取り、話を聞くことに。ふとした時に報道されていない藤井の事件を知っている素振りを見せた染谷、それを真壁有希子(天海祐希)は見逃しませんでした。

梶山管理官のスマホだけが見つかり、管理官の捜索も進む中、管理官のスマホの中の写真に毒のある植物が写っていることに気付くキントリ。その後、森の中で管理官は無事発見され、そして同時に行われた藤井への事情聴取で新たな事実を聞きだします。なんと刺殺された同級生は自分の代わりに染谷に殺された、というのです。

染谷は豪雨の時、北山・藤井の2人に教え子と抱き合っていたところを見られてしまい、その引け目から豪雨の際に奥さんとその教え子を助けるために北山と藤井を助けたのです。自分の引け目と、2人が生きることへの感謝を持たないことに、染谷は若い2人を許せなくなってしまったのでした。

キントリはどうなる⁉

真壁が毎回録画したビデオテープに書く一言、今回は「最後の事件」ではなく「最後の仕事」でした。

今のメンバーで一緒に捜査するのは今回が最後ということでしたが、最後の最後に盤城刑事部長が人肌脱いでくれたようです。『ようです』というのは、刑事部長が上にかけあおうとした様子と、番組の終わり間際で「内示が出た」とキントリのメンバーで内示を見に行く場面で終わってしまったので、本当にかけあってくれたのか、どうなったのかは分かりませんでした。

北山未亜役の吉川愛さん

この最終話は北山未亜役を演じた吉川愛さんの気迫溢れる演技が光っていました。色んな気持ちを抱えながら、精一杯強がっている姿や、自分がしてしまったことへの恐怖の思いが演技に出ていて、すごい女優さんだなと思いました。

個人的には、吉田鋼太郎さんの最後に自殺しようとしながら自分のしてしまったことと向き合っている演技よりも吉川さんの表情に惹きつけられました。

まとめ 

最後の最後までキントリがどうなるか分からないまま終わってしまいましたが、きっと、キントリのメンバーは同じメンバーでまだまだ同じ事件に立ち向かっていくのではないでしょうか。

梶山管理官と真壁との恋愛のような、同志のような微妙な関係も変わらないまま終わってしまいましたし、同じメンバーでの4th SEASONがあるといいなと心から願っています。

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