3年前からマルチーズを飼い始めた私達家族。
噛まれたり言うことを聞かなかったりちょっと怒ってしまうこともありますが、やっぱり犬も大切な家族の一員。何をされてもその可愛さと健気さで許しちゃいますし、病気にでもなったら付きっ切りで必死に看病しますよね。
ところがあるときからそんな可愛い犬がぷるぷると震え出したんです!
急にぷるぷる震え出したのは何かの病気?それとも犬からの重要な合図なの!?気になって何も手に付かない!!
今回はそんな色んな心配をしていた私が見つけた震えの原因と対処法をご紹介します!
怯えが原因の犬には優しく抱きしめてあげましょう
人間と違い、犬は喋ることができません。そんな犬の感情表現のひとつがぷるぷる震えることです。震える感情表現の主な理由は怯えです。
動物病院に連れて行かれるときの不安、緊張感と怯え、雷や救急車といった急に大きな音が聞こえることによる正体の分からないものへの恐怖と怯えも震えに関係します。
私の以前飼っていた犬も動物病院の待合室では勿論、連れて行く道中から震え出したことが何度もありました。
人間だって初めての場所や急に大きな音が聞こえたらビックリしますよね?それは犬だっておんなじことなのです。
怯えからぷるぷる震える場合は、その原因となる音を窓をきっちり閉めて遮断したり、動物病院などの不安で犬が怖がる場所で震え出すときは、飼い主さんが優しく抱きしめてあげて不安を安心感で埋めてあげましょう。
動物病院で震えた私の犬も抱きしめてあげていたら震えが少し収まったことがありました。
それに私は優しく「大丈夫よ、怖くないからね」といった優しい言葉をかけてあげながら撫でてあげていました。それも良かったのかもしれませんね。
震えが少なくなった犬を見たら私も安心しましたし、何より犬もホッとしたような様子でしたよ。
寒いのが苦手な犬には防寒対策を万全に!
犬は寒さに強いと言われていますが、実はそうではありません。チワワなどの犬種によっては熱い国原産の犬は寒さが原因で震えることもあります。
例えばシャンプーカットをしたてのときは何故か震える回数が多いときはありませんか?それも覆っている毛が少なくなっていつもより寒さを直に感じるからじゃないかな、と私は思います。
寒さが震えの原因の場合、人間と同じで震えることで筋肉から熱エネルギーを生み出して熱の調節をしているそうです。
なので、そのお手伝いをしてあげる意味で犬にもしっかり防寒対策をしてあげましょう!
一度入ってしまうと中々出てこない上に中が凄まじいほどに獣臭くなるこたつ、人だけじゃなく犬も大好きです。というか基本犬は暖かい場所が大好きです。まぁ、雪にはしゃぐ犬もいますけどね…。
そんなこたつと出来るだけ同じ環境になるよう、部屋全体の温度を上げたりペットショップで人の服より高く売られている犬用の可愛らしい服を用意して着せてあげたりするといった防寒対策をとり、犬を寒さから救い出しましょう。
私の犬も人間用ヒーターの前で身体が熱くなるのも構わずに我が物のよう陣取って「これが本当のホットドッグね」なんて母と言っていたものです。
やっぱりあの行動は寒さからくるものだったんですね!納得です。
いつまでたっても震えが収まらない場合は病院へ!
喋ることのできない犬、病気や怪我のサインとして震えることもあります。
痛くて震えているのに外傷は何もないから安心、だなんて思わずにぷるぷる震える現象がこれまでの原因と改善策にも当てはまらない場合は早めに動物病院に駆け込みましょう。
「震えているだけなのに病院なんて大袈裟」なんて思う人もいるかもしれませんが、人間の病と同じく何事も早期発見が重要です。何もなく健康だったとしても安心して過ごせますしね。
その震えが病気でなく、筋力の低下などで起こる老化現象の一種でもあります。
どこかに出かけていると散歩中の老犬が震えながら歩いていたり、テレビで老犬が震えているのを目にしたことはありませんか?それらも老化現象の一種だと思われます。
ですが老犬の震えの中にも震えが突如止まってまた震え始める、というパターン化している場合は老化でなく何らかの病気のサインかもしれませんので、注意して見守ることが大切です。
まとめ
1、犬が音で怯えたり動物病院で震える時は音を遮断したり優しく抱きしめてあげる
2、寒さが原因で震えている時は服を着させてあげたり部屋の温度を上げるといった対策をとる
3、それ以外で震えていたり老化現象でも震え方がおかしい場合は早めに病院で検査してもらう
犬が震えている原因は様々ですが、飼い主さんがなんで震えているのか気付いてあげることが対策の第一歩です。そして状況にあった震え対策をすることで犬だけではなく、飼い主さんも安心しますよね。
また、犬は人間と違い十数年でその生涯を終える短命な生き物です。そんな儚い犬が発するぷるぷる震えるというサイン、私達飼い主は見逃さず適切に対応し、快適な暮らしを送れるようにしてあげましょうね。