花のズボラ飯と言えば、一躍人気漫画としてドラマも放送されたグルメ漫画ですが、Amazonや等の作品に関するレビューを見ると、その殆どが酷評で埋まっています。
詳しくそれらのレビューを見ると、「汚い」という声が多数挙がっているのが確認できます。何故、グルメ漫画なのに汚いと言われているのか、今回はその理由4つを解説していきます。
掃除がろくにされてない主人公の家が汚い!?
花のズボラ飯は、主人公で主婦の駒沢花が、毎食のご飯を手抜き、ズボラ飯にしていく様子を描いたグルメ漫画です。読者なら分かってらっしゃる方も多いと思われますが、ズボラ飯をつくる花自身も、相当なズボラです。
漫画1巻の1皿目から出る花の自宅は、異常な程に整理整頓がなされていません。知らない方向けに説明すると、1巻の見開きカラーページのイラストから、食べた食器は洗わずそのままで、扇風機にタイツがかけてあったり、ゴミはゴミ箱に捨てずそのまま床に落ちていたりしています。
洗濯物もそのまま部屋の中に入れており、ブラジャーは本の上に置きっぱなし、もう全体的にぐちゃぐちゃで、ゴキブリとかカビとか虫が出てもおかしくない、むしろ出るのが普通と思うくらいの汚部屋です。
1巻6皿目では、単身赴任で帰って来る夫に汚い部屋を見せるわけにはいかない、と一念発起して掃除を始めますが、普段の部屋の様子から察して掃除は得意じゃないのでは、という推察の通り、ストーリー後半でようやく冷蔵庫以外掃除し終わっているのです。
汚い家で料理、食事するのが汚いと酷評!?
そのような、掃除も整理整頓もろくにされていない汚い部屋で、ズボラ飯であっても料理をつくり、食事をするのです。虫やらカビやノミとか出そうな汚い場所でですよ?はっきり言って不衛生この上ないですよね。
しかも1人ならまだ許せるかもしれないですが、1巻と2巻ではその自宅に友達を招いているのです。会話では掃除したばかりだからまだ汚くない、という風に花は言っていますが、実際には部屋はぐちゃぐちゃで、友達にも机の上にみかんの皮が放ったまんまだということを指摘されています。
このように、汚い部屋で料理をつくること、そしてそれを平然と食べることに加えて、友達を呼んで一緒にその部屋で食べるという行為が、この作品を読者が「汚い」と評価している理由の1つです。また、この度を越したぐちゃぐちゃな部屋自体、汚いと言われています。
グルメ漫画なのに食べ方が汚い!?
花のズボラ飯が汚いと言われている理由の1つは、主人公・花の食べ方にあります。毎話の中でご飯をつくる時の表情はまぁ普通ですが、その食べ方は汚いです。一応グルメ漫画なのに…。
各話通じて大体花がよだれを垂らしてますし、7皿目ではケーキを食べる時の横顔のあごの部分に、不自然なクリームが付いて更にフォークに何かの糸が引いているので、見ていても不自然だし、美味しそうに見えません。
7皿目以外でも、クリーム系だったりちょっととろみがついているご飯のときは、大体口周りに食べこぼしが付いてるか、涎や糸が引いています。グルメ漫画とはいえ、このような食べ方は流石に汚い、と感想レビューでも酷評されています。
確かに最近のグルメ漫画では、一部で食べてるとき頬を染めていたりして、ちょっとエロ要素が入っているものもありますが、流石にここまでいくと汚らしいです。
主人公の服装が一々エロくて汚らしい!?
また、この漫画は何故かエロ要素があるので、漫画のターゲット層が分からず困惑すると同時に、30の女がこんな服装とか汚らしくて気持ち悪い、という声が上がっています。
実際、各話において花が帰宅すると大体下はパンツ一丁になっていますし、そのズボンかスカートを脱いでパン一になるまでを描いた1コマも存在します。あと胸の谷間も見えることが多々あります。
7皿目では、パジャマのワンピースの肩部分がずり落ち、胸が見えそうになっていますし、5皿目の1ページ目では、ブラジャーを付けずに白いTシャツだけで、胸の先端が丸分かりになっているのが読者は一目瞭然なので、見ている側は不愉快になります。私自身も、なんで一々胸を出したりパンツ姿を描いているのか不思議で不愉快に思いました。
グルメ漫画なのにあらかさまなエロ要素はいらないですよね。このような、30にもなるのに自宅とはいえパンツ一丁だったり、胸強調してエロ要素を描いているところに、読者は気持ち悪くて汚らしい、と酷評しているのです。
まとめ
花のズボラ飯がグルメ漫画に位置づけされているのに、読者から汚いと言われている主な理由4つを解説しました。その4つの概要をここでまとめてみましょう。
①ろくに掃除されず、ゴミで荒らされている主人公の部屋が汚い。
②その汚い部屋で料理・食事をしている行為自体が汚いといわれている。
③主人公の食べ方が、よだれを垂らしてたりして不自然且つ汚らしい。
④グルメ漫画なのにエロ要素が入り、主人公の服装が一々エロくなっているので、見ていて気持ち悪いし汚らしい。
花のズボラ飯というワードでネット検索すると、汚いという言葉が候補に堂々と出てくるくらい、この漫画の読者の間では浸透しています。
フィクションで現実でない、とは分かっていますが、漫画でも汚い部屋で料理してそれを食べる汚い姿を見るのは、ちょっと遠慮したいですよね。がつがつでも涎とか垂らさずにちゃんと綺麗に食べて、こっちまでご飯を食べたくなる、そういうのが真のグルメ漫画の姿だと思うのです。
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