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今回の緊急取調室はハラハラドキドキの展開で、しかも最後に大どんでん返しが待っている内容でした。

一刻を争う事件と対決するキントリのメンバー達。時間がない中での苦肉の策とは・・・?そして、兄弟を苦しめていたのは一体何だったのか??第4話についてお話します。

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緊急取調室第4話のあらすじ

今回の事件は、連続女子高校生誘拐殺人事件です。数人の女の子が誘拐され、食事も与えられず殺されてしまう事件が続き、その容疑者として樫村荘介(今井悠貴)が逮捕されました。

荘介を逮捕したものの、荘介の車から現在行方不明になっている高校生の携帯電話を発見した警察。容疑者逮捕後の殺人事件は警察にとって、あってはならないことであり、もし同じように衰弱死してしまうのであれば、発見までに残された時間は30時間程度。

そんな急を要する事態に、荘介を取り調べるキントリですが、無言を貫く荘介に対して、打つ手がなくなってしまいます。そんな中、キーになるのが荘介の姉、樫村茜(松本まりか)ではないかと疑う真壁(天海祐希)。茜を調べていく内に、姉弟の関係が歪んだ関係なのではないかと気付きます。

樫村姉弟は、小さい頃に両親を火事で亡くしていました。その後、二人は祖母である澄江(鷲尾真知子)と暮らしていたのですが、両親が亡くなってから荘介は引きこもり気味になり、澄江は今では寝たきりの状態となってしまっていました。

姉の指示で荘介が誘拐と殺人を犯したのではないかと疑うキントリのメンバー達。両親が火事で亡くなったのも、茜の指示で父親だけを殺そうとしたら母親も殺してしまったのではないか、その罪の意識によって弟を支配しているのではないか?と。茜を追い詰めるために、荘介を一時帰宅させ、全てを話すように仕向ける警察。

でもこの手段は、容疑者を解放したということであり、もし容疑者に何かあったら・・・逃げてしまったら・・・つまり普通では考えられない手段でした。人命を守るために取ったこの行動によって追い詰められた茜が話した真相は、かなり驚きの内容でした。

実は姉弟を支配して、操っていたのは寝たきりのはずの祖母、澄江だったのです。火事が放火で父親を殺すためのものだったのは事実だったのですが、澄江は娘(茜と荘介にとっては母親)を殺されたことを許せず、茜と荘介に冷たく当たっていました。そして娘と同じバイオリンを弾いている子を誘拐するように荘介に言い、監禁は茜に指示していたのです。

最後には祖母の澄江も孫たちの愛情に気付いてくれましたが、小さい頃から支配され続けた二人のことを思うと、逮捕されて良かったという簡単な話ではない内容でした。

異常な家族愛

今回の第4話は、家族だからと言って、全ての家族が良い関係を築いている訳ではないんだと改めて思い知らされるような内容でした。姉と弟は、お互い二人で支えあうことで今までの辛い日々を生きてこられたんだろうし、でもそれが祖母の力によって、ますます強いものとなり、誘拐・殺人という違う方向へ行ってしまったようです。

茜役の松本まりかの豹変っぷりがすごい!

最後に追い詰められていく姿、そして我を忘れて赤ちゃん返りのような状態になってしまう姿を松本まりかさんが完璧に演じていました。可愛い顔と声が印象的な彼女ですが、何かを隠している冷たい姉から一転、怯えた姿を見せたところに、一気に引き込まれました。

私が彼女を知ったのは「ホリデイラブ」というドラマでした。その時のぶりっ子から悪役に変わる時もすごいと思いましたが、今回はそれ以上の演技でした。これからも色んなドラマに活躍しそうな女優さんですね!!

まとめ 

そもそも緊急取調室という部署は存続の危機に直面しています。人の命を守るため、事件を解決するための行動が、現在のコンプライアンスから外れたものとなってしまっていることも原因です。その危機は、今回の今まで以上の異例な行動によって、また状況が悪化してしまったようです。

常識的にはいけないことかもしれないですが、事件に真っすぐに立ち向かうキントリがどうなっていくのか、これからが楽しみですね‼

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