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アロマ教室で定期的に挙がってくる質問があります。それはアロマディフューザーのお手入れについてです。アロマテラピーが楽しくなってディフューザーを買ってはみたものの、どのくらいの頻度で掃除すればいいのか、どの程度きれいにすればいいか、みなさん悩まれるようです。今回はアロマディフューザーのお手入れについて説明したいと思います。

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まずは説明書を見よう!

ほぼすべてのアロマディフューザーに箱と説明書がついています。まずはその説明書を読み返してみてください。初めから説明書が入っていなかった場合は、箱の側面に書いているかもしれないのでそちらを確認してください。

お手入れの仕方は説明するとしても、そのディフューザーが特殊なつくりをしていた場合、一般的なお手入れでは十分に掃除できない可能性があります。アロマディフューザーは年々進化しており、便利な機能をもつ新機種が次々発売されています。一般的な方法でお手入れするより、製造会社の説明書を読むのがまず間違いない方法です。

とはいえ、箱や説明書を既に捨ててしまったなんてよくあることなんですよね。譲ってもらったアロマディフューザーだったり、中古で買ったとか、ハンドメイド作家さんから直接購入したなど、イレギュラーなことが実際に教室でもありました。このような場合は以下の方法でお手入れするようにしましょう。

使用頻度によってお手入れ方法を変える

水蒸気が出るタイプのものを毎日使うなら、水を補充する必要がありますね。そのときに食器と同じ要領で中性洗剤で洗います。スポンジを使用しますが、付属品にブラシが付いているなら、細かい部分はそちらで洗ってください。

あくまでさっと洗うのがポイントです。なるべく使うごとに洗ってほしいのですが、こする頻度が増えるほど細かい傷がつきやすくなるので、『毎日さっと洗う』イメージでお手入れしてください。

ディフューザーが大きくて、奥まで手が届かないこともありますよね。こういうときは水筒を洗うのに使う、スプレー洗剤が便利です。毎日使う必要はありませんが、時々スプレー洗剤で奥のほうまで洗ってあげてください。

水蒸気の出るタイプだが気分の向いたときのみ使うという場合です。使用後は必ず水を抜いてください。想像がつくかと思いますが、溜めた水を何日も放置するの衛生的に問題ありです。ましてや、次回ディフューザーを使うときにその水でスイッチを入れたら・・・気持ち良いものではありませんよね。

スイッチを切ったら水を捨てる、これを徹底しましょう。使用後に中性洗剤で洗ってください。その後内部が乾くまで干しておけば完璧です。

月に一回ペースで、アルコールによる洗浄を行いましょう。漂白剤を使用すると、色抜けしたり傷みが早くなったりすることがあるので、月一のお掃除はアルコールでの洗浄をおすすめします。普段のお手入れは中性洗剤で行ってくださいね。

アルコール洗浄は、薬局にある消毒用エタノールまたは無水エタノールを使います。無水エタノールの場合は、8:2=無水エタノール:水ほどに薄めて使います。これをディフューザーのタンク部分に少量入れ(1割が目安)、カシャカシャふって全体をすすいでから捨てます。しばらく上に向けてアルコールを飛ばせば、洗浄終了です。

お手入れも考慮してディフューザーを選ぶべき

ここまで読んで、アロマディフューザーって面倒だなあと思われた方は、お手入れの極力少ないディフューザーを選ぶようにしましょう。水蒸気タイプのディフューザーは特にお手入れする必要があり、洗浄不十分で使用すると澄んだ香りも出なくなりますし、そもそも衛生的に良くありません。

気化式やアロマポットのお手入れは、時々エタノールのみで拭くだけです。アロマストーンに至ってはホコリさえかぶらなければ、置きっぱなしでまったくお手入れがいりません。
ご自身に合ったアロマディフューザーをよく吟味して選ぶことが大切です。

まとめ

今回は
・まずは説明書を見よう!
・使用頻度によってお手入れ方法を変える
・お手入れも考慮してディフューザーを選ぶべき
を説明しました。

アロマディフューザーは家の中をステキな癒しの空間に変えてくれます。
「ありがとう。」の気持ちを込めて、お手入れをしましょう。長く大事に使ってあげてくださいね。

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