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揚げ油を流しに捨てちゃったことあるよという方、実は少なくないのでは?私もその一人です。環境に良くないっていうけどちょっとくらい・・・と悪いことだとわかったうえで捨ててしまったことがあります。

油を流しに捨てるデメリットって環境だけではないんです。排水口のにおいや詰まりって、排水管に残った油が原因の一つなんです。やっぱり排水口のトラブルは避けたいですよね。

油の処理の方法はいくつかあります。タイプ別に処理の仕方を説明するので、ぜひ実践してく
ださいね!

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①家族の人数が多い+揚げ物の頻度が高い

家族の人数が増えると揚げる量が増えるので、必然的に油の使用量も増えますよね。油の汚れ具合を見て判断してほしいのですが、唐揚げなど肉類を揚げたあとはいさぎよく捨てるべきです。

もし揚げ物の頻度が高くて近日中に使う予定があるなら、熱いうちに油こし器にかけて温度変化の少ない場所で休ませましょう。

油を捨てるときは、凝固剤を使うのが手間いらずです。固まったらぽんと燃えるゴミに出すだけ。他の方法としては、牛乳パックに流して粘着テープでしっかりと封をし、何重にも袋を重ねてゴミに出すこともできますが、牛乳パックの封が甘いと、ちょっとしたことで漏れて大変なことになります。

できれば凝固剤を使うようにしましょう。そのほうが手間が増える心配がありません。

②家族の人数が多い+揚げ物を滅多にしない

揚げ物をした日の状態がきれいであっても、一週間も経てば油の酸化は進みます。揚げ物頻度が低めなら、捨てたほうが気持ちもすっきりしますよ。

もし捨てるか迷うのなら、一度は油こし器にかけて保管しましょう。揚げ物でなくても、炒め油として使うことができるからです。油こし器から直接フライパンに垂らして使用します。揚げ物をするときに残りの油の量が半端だった場合は、新しい油を足すか古い油を処分してから揚げてください。

③一人暮らしまたは少人数家族

まず一番のおすすめは、自宅で揚げ物をしないこと。何を言ってるんだと思われるかもしれませんが、一人分の油の量と光熱費とその後の処理にかかる手間を考えると、場合によってはお総菜コーナーの揚げ物のほうが経済的です。

とはいえ、一人分だとしても揚げ物をしたいときってあるんですよね。そういう料理好きな方におすすめなのが、小さい揚げ鍋です。一般的な揚げ鍋(直径24cmほど)に比べると、半分ほどの大きさです(直径16cmほど)。

深さのわりに大した使用量にならず、揚げ物が終わった頃には更に量が減るので、ずいぶん処理する油が少なくなります。残った油は冷めてからポリ袋に流して口を固く縛り、何重にも袋を重ねて燃えるゴミに出してください。

どこにでも売っている鍋ではないので、手に入らないこともあります。そんなときは小鍋で代用しましょう。私は持ち手が壊れてしまった小鍋を、揚げ鍋として長く使っていました。

④そもそも揚げ鍋を持っていない

揚げ焼きという方法があります。フライパンに1-2cmほどの油を注いで揚げるのですが、もともとの量が少ないので終わるころには油がほとんど残りません。残ったとしても、キッチンペーパーでしっかり拭き取るだけで済むので大幅に手間が削減できます。

ただ、平たい食材は問題ないのですが、ふんわりと揚げたい食材や厚みのあるものには不向きです。揚げ鍋は一応揃えておいたほうがいいと思いますが、揚げ焼きで対応できるならそのほうが処理も簡単です。

⑤廃油量が多くて困っている

揚げ物の頻度が高いが、毎度新しい油を使うという方が昔いました。健康のためにはその方法が一番ですが、やはり廃油の量が多くて困るとのこと。その方はロートでペットボトルに油を移して保管し、廃油石鹸を作っていました。石鹸作りまでいかずとも、廃油の回収が市町村で行われているので、そちらに持っていけば引き取ってくれます。

まとめ

今回は
 ①家族の人数が多い+揚げ物の頻度が高い
 ②家族の人数が多い+揚げ物を滅多にしない
 ③一人暮らしまたは少人数家族
 ④そもそも揚げ鍋を持っていない
 ⑤廃油量が多くて困っている
を説明しました。

おいしいものを作るなら最後まで気持ちよく片付けをしましょう。ちょっとした努力が、自分や環境のために良い形として戻ってきますよ。慣れてきたら、家族にも油の処理の仕方を教えてあげてくださいね!

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