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アロマテラピーに憧れて、初めて精油を手にしたとき。どうやって使おうかと夢がふくらみますよね。アロマテラピーインストラクターとして教室で必ず伝えるのが、いきなり道具をそろえる必要はないということ。おうちにあるものを使って、早速実践してみましょう。

今回は特別な道具がなくてもできるアロマテラピーの楽しみ方を紹介します。

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カップを使った芳香浴

精油を買って一番に挑戦したいことって、おそらく芳香浴ではないかと思います。専用のディフューザーを購入すれば問題ないのですが、値段の張るものですしアロマに慣れていくにしたがってご自身の希望に合うものをゆっくりと探してほしい道具でもあります。

一昔前までほんの数種類しかなかったディフューザーですが、今ではバリエーションに富んでおり、色・形だけでなく芳香浴のタイプもさまざまです。焦って買うのは禁物ですよ!

それではまず、おうちにあるカップで芳香浴をしてみましょう。

どんなカップでも芳香浴はできますが、お湯を冷めにくくするためにもなるべく深くて大きいマグカップを用意してください。カップに熱湯を7分目まで注ぎます。その上に精油を1,2滴垂らせば出来上がりです。

いい香りが漂ってきたでしょう?この方法なら友達のおうちや職場でも、精油さえあれば簡単に芳香浴を楽しむことができるので、ぜひ覚えていてほしい方法です。冷めてきたらお湯を足しましょう。また香りが復活します。

身のまわり品をアロマでいい香りに

自分の気に入った香りが買えると、身のまわり品からも同じ香りがしたらいいなあと思いませんか?そんなときはこの方法をトライしてみてくださいね。

まずティッシュペーパーを折りたたみます。ある程度小さくなったところで精油を1滴垂らし、その面が外側に出ないようさらに折りたたみます。この状態のティッシュをバッグやポーチの中にポイっと入れてください。

すぐにはわかりませんが、半日もすればバッグの中がアロマの香りで満たされます。開けたときにふわっと香るので、近くにいる方も気づいてくれますよ。引き出しの中も同じ方法で香りでいっぱいにすることができますよ。

布に精油がつくとその部分が変色する可能性があるので、くれぐれも垂らした面とバッグが接触しないよう気をつけてくださいね。

手作り入浴剤

おうちにある塩を使って、入浴剤を作りましょう。なにも特別な塩を買う必要はありません。ソルトバスで大事なのは濃度。高い塩を用意してもちょっぴりしか入れないのでは、あまり効果は期待できません。

一回につき大さじ3以上の使用をおすすめします。週に一回は150グラムほど使用するのもいいですね。家庭塩だからこそできる贅沢なソルトバスです。

作り方は簡単です。容器に塩を量りとり、精油を落としてよく混ぜれば完成です。精油の種類によっては、皮膚に刺激を与えることがあるので、はじめは2,3滴からはじめてください。問題なければ量を増やしてかまいませんが、多くても6滴までにしましょう。

また大人より子供のほうが刺激を感じやすいため、お子さんのいらっしゃるご家庭では常に3滴以内にとどめるのがベターです。

お湯を抜くときにはシャワーで浴槽を洗い流しましょう。浴槽内の金属部分は、塩がついたままだと傷みやすくなります。

まとめ

今回は

・カップを使った芳香浴
・ティッシュペーパーを使った身のまわり品の香りづけ
・塩を使った手作り入浴剤

を紹介しました。すべてその日からできる、特別な道具不要の楽しみ方でしたが、アロマグッズを買い足せばまた一段と楽しみの幅が広がります。

アロマテラピーは癒しと同時にご自身のやる気や周囲の人とのコミュニケーションをより深めてくれるので、これからの生活にどんどん取り入れてくださいね。

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