肌の保湿に便利なワセリンがメイク落としにも使える⁉そんな話を聞きました。確かにワセリンは油だからメイクを浮かせてくれそうな気もしますが・・・。本当でしょうか?もし使えるなら市販のものより安く手に入るので嬉しいな～と思ったので調べてみようと思います。
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まず最初にワセリンとは?
ワセリンは、石油を精製したものです。先ほどもお伝えした通り、油ですね。その油の水を弾く特性を生かして、ハンドクリームの代わりに使ったり、肌の保湿に使ったりすることが出来るのです。
手に塗れば水仕事で肌が荒れて、ひび割れが出来るのを防ぎますし、肌に化粧水をたっぷり含ませた後にワセリンで肌をコーティングすれば、化粧水が蒸発するのを防いで、肌に水分をじっくりと浸透させ乾燥を防いでくれます。
ワセリンはメイク落としには使える?
使えるかどうか、という質問であれば、「使えます」。ただ問題はワセリン特有の伸びにくさ。ワセリンを使ったことがある人は分かると思いますが、市販されているクリームのように伸びません。手のひらで温めれば多少は伸びやすくなりますが、基本的には固いです。
ワセリンをアイラインの上に馴染ませて、あとからコットンなどで拭きとれば、きれいに取れるのですが、馴染ませるのにも、拭き取るのにも時間がかかるのです（おそらく1回では拭き取れません・・・）
そして、ワセリンの良いところである水を弾く特性、これもメイク落としには向かない点となっています。つまり水で流しても落ちないのです。通常のクレンジングは油で浮かせて、水（お湯）で流せるような成分が入っています。それが入っていないので、コットンでふき取った後に、また石鹸での丁寧な洗顔が必要になるのです。
それでもワセリンを使ってメイクを落としたい方にはこんな方法をお勧めします!
デメリットはいくつかあるものの、やはりワセリンは肌に良いので、使いたいという方にはこんな方法をお勧めします。
まず、普段クレンジングする時のクリームより少なめの量のワセリンを使うように心がけて下さい。
適量のワセリンを指に取ったら、ポイントメイクにクルクルと馴染ませます。そして馴染ませた部分をコットンで拭き取ります。その後、残ったワセリンを顔の数ヶ所に乗せて（保湿クリームなどと一緒ですね）クルクルと顔全体に伸ばして下さい。そしてまた顔全体をコットンで拭き取ります。最後に石鹸で落とします。（洗顔石鹸で落ちにくい場合は、体用の石鹸を使って下さいね）
ただ、手のひら全体で伸ばすと、手にワセリンがついて顔のメイクは取れないということになりますので、気を付けて下さいね!!
ワセリンにはこんな使い方も!
今回はクレンジングについてお話しましたが、ワセリンには様々な使い方があります。
まずリップ代わり。余計なものが入っていないので、口に入っても安心です。夜寝る前にワセリンを塗っておけば、朝にはプルプルとした状態になっていると思います。
また、まつげの美容液代わりにもなります。美容液と言っても、まつげを伸ばす効果などはありませんが、まつげをワセリンで保護することによって抜けにくくなり、その分まつげのボリュームがアップするのではないかと言われています。
まとめ
どうでしょう?ワセリンでのメイク落とし。
私自身は、面倒そうなので、市販のクレンジングを使おうかなと思ってしまっていますが(笑)ワセリンは肌に良いし、肌との相性もあるので、ワセリンを使って調子が良くなったという方にはお勧めですね!
薄く塗った状態であればお湯でも流せるそうなので、簡単メイクの日はワセリン、しっかりメイクの日はクレンジングクリームと使い分けても良いかもしれません。自分の肌に合った方法を見つけて下さいね!
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