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前回の6話から1週間あいての7話。今回のゲストはオアシズの大久保佳代子さん。なかなかドラマで見ることのない方なので、どんな演技をされるのか始まる前から楽しみにしていました。では、あらすじから振り返ってみたいと思います。

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緊急取調室第7話のあらすじ

ある一人の男性、坂本彰夫(尾崎右宗)が自宅内で殺され、宝石の販売会社社長の伴佐知恵(大久保佳代子)が自首してきました。坂本は伴の別れた旦那で、結婚中も働くことなく、別れた後も何かとずっと脅してお金をせびりにくる坂本をとうとう殺してしまったということでした。

そして伴には二回り年下の婚約者がいると言います。その彼と幸せになるために、一日でも早く罪を償いたい、彼は待ってくれると言ったから、と。

でも、若い男の子が二回りも上の人と婚約して、しかも殺人犯を待つ、そんなことを有り得るのかとキントリのメンバーの小石川春夫(小日向文世)はなかなか納得しません。その時、ふとしたことから、玉垣松夫(塚地武雅)が伴の供述に矛盾があることに気付きます。

そして、疑いの目は伴の婚約者である若杉純(稲葉友)に。若杉に揺さぶりをかけ尾行して分かったのは、若杉が殺された坂本と同じスポーツジムに通っていて繋がりがあること、そして別の年上の女性とも婚約していることでした。

改めて伴の取り調べを行うキントリのメンバー。自分が殺人を犯したと言い続ける伴に対して、勾留期限も迫ってくる中、真壁有希子(天海祐希)は伴に若杉のことを全部伝えます。

伴は、若杉が坂本を殺したことを分かっていました。これまで見てきた彼らの行動から、なぜ殺人が起こったのかもほとんど悟っていました。それなのになぜ伴は若杉をかばったのか?それは彼女が若杉の愛を試したかったから、でした。

彼女が罪をかぶると言ったらどうするのか?待っているというのは本当か?これまでの人生で人を信じてこれなかった伴が、婚約者となった若い彼を、自分を犠牲にして試していたのでした。自分が罪をかぶったら、責任を感じて本当に自分のことを愛してくれるかもしれない、そういった伴の言葉は心に刺さりました。

仕事に生きる女性の切なさ

今回は、現実にも結婚をしていない大久保佳代子さんが伴を演じることでリアルに感じられる話でした。仕事で成果をいくら出していても、やはり女としての幸せも欲しいと思ってしまう女性の切なさをヒシヒシと感じてしまいました。

伴自身、殺人犯として捕まっても、「婚約者が待っていてくれている」と信じている間は幸せだったのかもしれないと思います。現実を見なければ幸せなままで過ごせると思いますし。

これまで誰からも愛されてこなかった(と思っている)女性が、自分の身を犠牲にしても本当の愛がそこにあるかどうかを試したかったんだと思うと、同じ女性として苦しくなる思いでした。

年の差カップルと言えば

先日、タレントの磯野貴理子さんも離婚を発表されました。ドラマを見ていると、そのことが思い出されました。磯野さんの夫婦も色々言われていて、どこまでが本当なのかは分かりませんが、磯野さんも同じような気持ちで結婚をしたのではないでしょうか。そして最終的には、磯野さんが見切りをつけたのかなと思いました・・・。

まとめ 

リアリティがあったからか、大久保さんの演技も自然に受け入れられました。もちろん、女優さんとして見ると違和感はあるのですが、設定がそれを打ち消してくれました(笑)今回の話は大久保さんを中心として話が進んでいく分、セリフも多くて大変だったそうです。

偶然なんだとは思いますが、前回の保育園の先生の話と今回と、実際起こったこととリンクしていて、よりドラマに入り込んで見てしまいます。次回は、平日の昼休み起こった殺人事件に挑むことになるようです。

どんな事件なのか、そしてキントリメンバー達はどうなっていくのか、ますます目が離せません!!

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