スポンサーリンク

体の色んなところに使えるワセリン、副作用がほとんどなくて安全と聞いたことがあるけど、一体何から出来ているのか知っていますか?ワセリンの原料と、そして安全と言われる理由について調べてみました!

スポンサーリンク

ワセリンの原料と成分について

ワセリンとは・・・「石油から得られる軟膏様半固体であり石油系飽和炭化水素の混合物」だそうです。う~ん、よく分かりませんね(笑)とっても簡単に言わせてもらえば、ワセリンの原料は「石油」です。

地中の奥深くから採取した原油を精製すると、ガソリン、灯油、LPGなどの石油製品が作られます。(日本国内では油田も少なく、国内の消費量の1%しか生産できないことから中東からの輸入に頼っている状況ですね。中東は平和でいてもらわないと、いろいろと困りますよね・・・)この石油製品を作る時に出た不純物の中から、「ペトロラタムゼリー」という油性の物質が取り出されます。

この「ペトロラタムゼリー」がワセリンの原料で、製造メーカーによってこの中の不純物を取り除かれ、精製されたものがワセリンです。油から作られたもので、しかも不純物を取り除いているから安全ということですね!!

油なのに体に良いの?

石油と聞くと、それほど肌に良いイメージはないですよね。でもなぜ副作用がない、肌に良いと言われるのでしょうか?

良いイメージがないのは、石油=ガソリン、灯油を連想してしまうからだと思います。ガソリンや灯油を入れる時の匂いは独特ですし、それを肌に付けるとなると良い気持ちはしませんよね。料理をする際に使う油もベトベトして手に残りますし・・・。

でも、石油は元は植物なのです。今から数億年以上昔の地球に存在していた植物が地中の奥深くに堆積していったものが原油となり、そこから石油もワセリンも作られているのです。もともとの成分が「植物」なので副作用もほとんどなく、安心なんですね。

ワセリンの効能とは?

では、ワセリンは何に効くのでしょうか?料理している時に、手に油が付くと水を弾きますよね?それがワセリンの良いところなんです(もちろん、サラダ油とワセリンは違いますが(笑))

ワセリンも油なので、水を弾きます。なので、肌にある水分を蒸発させない、また外からの刺激から保護してくれるという効果があります。肌が乾燥しているのであれば、保湿をしてからワセリンを塗っておくと、その保湿効果が長持ちして、肌の乾燥を防いでくれますし、水仕事の前に手にワセリンを塗っておけば、水の刺激を受けにくくなるのです。

ワセリン自体には保湿効果や傷を治す効果はありませんが、ワセリンを塗る前の水分を閉じ込める、また外の刺激のバリアとなることで、体本来が持っている力を存分に発揮させてくれるのです。

ワセリンはどんなところに使えるの?

ワセリンは体中に使えます。手足はもちろん、顔や唇(油以外のものが入っていないので、口に入っても大丈夫ですよ!)デリケートゾーンやまた髪の毛に塗っておくとトリートメント効果が期待できます。赤ちゃんの肌にも使えるので、まさに万能ですね。

塗る時はワセリンに細菌が入らないようにすること、と、厚く塗りすぎないことに気を付ければ、他に注意点はありません。副作用もほとんどないので(まれに、かゆみが出る方がいるようなので、その場合は使用を控えて下さいね)家に1つ置いておくと、とても便利です。

まとめ 

大昔の植物が石油になり、それがワセリンになる・・・じっくり考えるとすごいことですよね。ワセリンは安価で手軽に手に入るものですが、もっと感謝して使わなければいけないのかもしれません(笑)

肌や髪の保湿に、手荒れ防止に、傷の治りを早くするために、これからも感謝の気持ちを持ちながら使用していきたいと思います。

<こんな記事も読まれています>

スポンサーリンク
おすすめの記事