スポンサーリンク

エクスペリエンスから発売されたホラーゲーム「死印」。主人公は、自分と同じくシルシを刻まれた印人と協力し、怪異の救済・討伐と原因究明に奔走します。

印人達は、オカルト好きな高校生・渡辺萌や有名私立小学校に通う小学生男子、元刑事やニュースキャスターに占い師や医師など、職種も様々ですが、其々に色々な境遇を抱えています。

全5章から構成されているゲーム内で、各章ごとに2、3人ずつ新たな印人が増えていきます。主人公は彼等と協力し心霊スポットを探索し、怪異と直接対決の末にシルシを消して、印人が屋敷を去り、そして次の章に進むと、新たな印人が九条低を訪ねてくる、といったサイクルになっています。

この記事では、主人公と協力し、シルシを消そうと共に奮闘する仲間の印人の渡辺萌が出てくる2つの章について解説していきたいと思います。

スポンサーリンク

渡辺萌が初登場する1章「花彦くん」について

第1章「花彦くん」で登場する印人は、渡辺萌と吉田つかさ、真下悟の3人です。主人公がメリィと話した後に渡辺萌と吉田つかさの2人が九条低を訪ね、主人公が出迎えます。話を聞くと、渡辺萌が興味本位で廃校になっているH小学校に出る怪異「花彦くん」について調査し終え、帰宅後にシルシが付いていたようです。

「花彦くん」は夜に鏡の中を覗くと現れるらしく、その鏡が原因と萌とつかさにシルシが付いたのではと推測し、一同はH小学校に出向き、怪異と遭遇します。帰って作戦を練り直そうとする主人公達を助けるのが、3人目の印人の真下悟です。ここで1章の重要人物が揃います。

渡辺萌はオカルト好きの女子高校生です。オカルト好きということもあり、ちょっと変わった所もありますが、明るくマイペースで快活な、場の空気を明るくしてくれる少女です。

吉田つかさは有名私立小学校に通う、裕福な家庭の男の子です。誰に対しても丁寧で礼儀正しいですが、その分堪え性の無い、自己中心的で我儘な本性が顔に出るという、ギャップが大きいキャラクターです。

真下悟は元刑事の経歴を持っていますが、不祥事を理由に免職されています。免職後も個人的にH小学校に疑惑の目を向け調査していましたが、そこで怪異にスルシを刻まれたのだと思われます。

「花彦くん」の救済には渡辺萌が必須条件!?

「花彦くん」の章では、一度渡辺萌は怪異に捉われます。生きて帰っては来るのですが、全裸で天井から蔦に絡まれてぶら下がっている、という非常にエロティックなビジュアルと共に帰還します。

渡辺萌が無事帰還すると、次いで「花彦くん」との直接対決に挑みます。直接対決ではパートナーを1人、同行している印人の中から選びます。しかし「花彦くん」を救済する重要アイテムの口紅や、彼の大人が嫌いという特徴から、渡辺萌を選択するのが必須事項になっています。

「花彦くん」女性の口紅など、綺麗な物を好む趣味を持っていました。それを彼の母親は理解がありよく化粧をさせて頭を撫でてやっていました。しかし養父だったH小学校の校長はその趣味を良く思わず、学校の地下室に閉じ込め、果てには殺害してしまいます。

「花彦くん」はずっと母親を思い続けていました。「花彦くん」を救済する方法は、道中で見つけた手鏡と口紅を使い、彼の口に紅を塗り手鏡でその様子を見せてあげることです。それにより「花彦くん」は、赤い綺麗な口で母との想い出を思い出し、笑いながら成仏します。

印人全員が登場する第6章「雨の赤ずきん」について!

「花彦くん」を無事救済すると、印人のシルシが消え、萌とつかさは屋敷を去ります。次に萌が登場するのは、追加要素の第6章「雨のあかずきん」です。

「雨の赤ずきん」では、全5章で登場した印人全員が登場します。雨の日にK市内のホテル街に現れる、赤いレインコートを着た少女に客引きと勘違いをして着いていった者は皆行方不明になり、その後正気を失った姿で発見され、自殺など悲惨な死を遂げる、という怪異です。

萌とつかさはこの章で一番最初に主人公の元に出向き、近況報告をします。話している時に真下が現れ、赤いレインコートを着た少女の怪異の調査を開始します。因みにこの章へと進むには、本章を印人を全員帰還させるグットエンドを達成しないといけません。

萌の出番は序盤で終わりですが、この章では調査としてK市内のホテルを調査する度に、入れ代わり立ち代わりに、印人達が再登場し、一緒に調査します。文章のみを合わせると全員登場するので、5章すべてクリアした身としては嬉しいですね。

怪異の正体は、このホテルで慕っていた先生に、悲惨な目に遭わされた女子高校生です。主人公はその無念を晴らして救済させますが、ここで主人公の怪異たちへの思いやり、優しさが垣間見え、彼のとても情け深い性質が見られます。

まとめ 

ここまでゲーム「死印」の登場人物・渡辺萌の登場する1章と6章について解説してきました。ここでその概要をまとめたいと思います。

①1章「花彦くん」で渡辺萌は、吉田つかさとのペアで九条低に現れる。

②渡辺萌無しでは「花彦くん」を救済することは不可能。

③追加要素6章「雨の赤ずきん」で渡辺萌は章序盤に登場するだけだが、章全体で印人全員が登場する豪華仕様になっている。

主人公や怪異だけでなく、印人達にも個性豊かな人物が揃っているのも「死印」の魅力です。
渡辺萌もですが、魅力的なキャラクターが沢山出ているので、自分の好きなキャラクターが、このゲームできっと見つかることでしょう。

<こんな記事も読まれています>

スポンサーリンク
おすすめの記事