アロマディフューザーが欲しいけど、アロマをはじめたばかりでどれを選べばいいかわからない・・・そんな方に朗報です。ディフューザーはすぐに買わなくて大丈夫!手作りすればかわいくてインテリアにもなる自作ディフューザーができちゃいます。
今回は『アロマワックスバー』の魅力と作り方のポイントを説明します。
アロマワックスバーとは?
ワークショップやクラフト作家さんの間でじわりじわりと人気が出ているアロマワックスバー。特別変わった材料ではなく、キャンドル素材に香りづけをして固めたものなのですがそのかわいらしさと手軽さから、作りだすとやみつきになるのが人気の理由です。
壁にかけたり置いたりして、火を使わずに自然な香りを楽しみます。
アロマワックスバーの基本的な作り方
材料(2個分):
みつろう 大さじ4(約40g)
精油 30滴
ドライフラワー 適量
道具:
耐熱容器
鍋
タオル
型(製菓用のアルミカップがおすすめ)
ストロー
リボンやひも
下準備:
ストローは5cmの長さに切っておく。切り口をつぶさないよう注意。
ドライフラワーを使いやすい大きさに切っておく。
できれば出来上がりイメージを絵に描いておく。
作り方:
①みつろうを耐熱容器に入れ、湯せんにかける。
発火するおそれがあるため、直火厳禁です。
②完全に溶けたら、容器外側の水分をタオルで拭きとり、精油を加える。
③型に流す。穴をあけたいところにストローを立てておく。
④ドライフラワーを飾りつけていく。
⑤みつろうが完全に固まってから、ストローを外して型を抜く。
リボンを通して出来上がり。
工程はやや難しく感じられるかもしれませんが、大事なのはしっかり下準備をして、手早く作ること!そうすればまず失敗することはありません。
アロマワックスバーの作り方応用編
ベースとなるキャンドル素材ですが、みつろう以外でも作ることができます。最近人気のあるソイ(大豆)ワックスは、真っ白ではなくクリームのような白色です。融点が低めなので、他のワックスより早く溶けるのが特長です。
市販のキャンドルを溶かして作ることもできます。その場合は細かく刻んでおき、湯せんしたときに溶けムラができないようにしましょう。
ドライフラワーで作るとかわいらしいですが、沢山の種類を少しずつ手に入れるのはなかなか大変です。造花を利用するのも一つの方法ですよ。
また花に限らず、乾燥させたフルーツ(オレンジやりんご)、スパイス(シナモンやスターアニス)、ビーズ、貝がらなど身のまわりにあるもの何を使ってもOKです。ただし水分のあるものはカビが生えることがあるので、完全に乾いたものを使用してください。
色を付けることもできます。好きな色のクレヨンを削って、キャンドル素材と一緒に溶かしましょう。沢山入れるときつい色になってしまいます。ほんの少し加えれば十分です。
ワックスバー1つにつき、キャンドル素材が小さいもので20g、大きいものだと30gほど必要です。あまり薄く作ると割れやすくなります。精油の量は少ないと香りが弱くなりますが、入れすぎると完成後の強度が弱くなります。だいたい1つあたり15滴を目安に調整していただければと思います。
ワックスバーということで吊るすタイプを紹介しましたが、バーでなくてもOK!
底のある容器に流し込み、その上に飾りを散らすと大変かわいらしくなります。なるべく浅い容器を使ったほうが、上から花が見えやすいです。
まとめ
今回は
・アロマワックスバーとは
・基本の作り方
・応用編
を紹介しました。
アロマ教室で作ってもらったところ、「かわいい!」という嬉しい声があちこちから聞こえてきました。花の置き方や埋め具合、香りでそれぞれに個性が出ます。楽しんで作れるアロマクラフトなので、友達を誘ってぜひ挑戦してみてくださいね。