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2019年4月から緊急取調室THIRD SEASONが始まりました。チームの一員だった大杉漣さんが亡くなったことで、ドラマ内では大杉漣さん演じる中田善次郎は退職という形になり、新しいメンバーにドランクドラゴンの塚地さんが入りました。

メンバーのチームワークはどんな感じなのか、そして第1話はどんな内容だったのか、書いていきたいと思います。

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緊急取調室第1話のあらすじ

今回のゲストであり、容疑者として追い詰められていくのは女性刑事部参事官・菊池玲子(浅野温子)です。菊池は警視庁初の女性参事官ということでとても有能な人物です。

そんな彼女がなぜ容疑者となってしまうのか、それは過去の事件と関係してきます。4年前に藤沢さおり(市川由衣)が起こした殺人の罪をかぶった野本雄太(淵上泰史)は、最初は彼女の罪をかぶろうとしたものの、途中で気持ちが変わり、本当は殺人をしていないことを警察に手紙で送っていたのです。そしてその担当をしたのが菊池でした。

でも菊池は野本が冤罪になってしまうと警察の捜査が批判にさらされ、当時の署内の昇進にも関わってくるということで、その記録をもみ消しました。その野本が護送中に逃走、そして殺人をした本人である藤沢の元へ行き、藤沢の家に立てこもります。

野本自身も事件当時、振り込め詐欺に加担していて、その状況から抜け出したいと考えていました。そこで身代わりとなったのですが、拘置所内にいる間に罪は犯した本人がきちんと償うべきだと考え直したのです。

野本はただ藤沢に罪を認めてもらいたいという気持ちで、立てこもり、担当だった菊池参事官を呼び出しました。菊池は呼び出しに応じますが、そんな野本の気持ちに気付かず、ただ事実を発覚したら困るという思いから、野本を射殺してしまうのです。

そして菊池参事官は、射殺した事実を、野本が藤沢を殺そうとしたため仕方なく発泡したということにします。でも、参事官ともあろう人物が威嚇射撃も行わず、しかも2発も発泡したことに違和感を抱くキントリのメンバー達。捜査を通して徐々に真実に近づき、菊池参事官に罪を認めさせます。

女性初という肩書き

刑事モノのドラマではよく描かれる、警察の組織を変えるには上に立たないといけない、そんなことがテーマになっている回でした。

女性が上に立つことが不思議ではなくなった時代とは言え、やはり企業のトップの位置(昔からある企業であればあるほど)には男性の方が多い現状があります。

そんな中で作られたルールはやはり男性目線。それを変えていくには、平社員では出来ません。そういったことに立ち向かっていった菊池玲子という人物は、本当に気持ちが強く、ひたすらに前を見て頑張ってきた人物なんだと思います。

でもその位置を守るために、いつの間にか警察の立場を嘘で守る人間となってしまった、そんな彼女のこれまでの頑張りと上の立場で居続ける大変さを思うと、なんとも言えない気持ちになりますが、だからと言って殺人が許される訳はなく、ドラマとは言え、切ない想いになりました。

浅野温子の体調は大丈夫?

このドラマの収録後の舞台で、浅野温子さんは体調不良のため降板しています。それを知っているからか、ドラマの中での浅野温子さんは年を取ったなぁと感じさせる風貌でした。

エリートでバリバリ仕事をしているか?と言われると、ちょっとした立ち姿や歩く姿に無理がある気がしました。

まとめ 

野本を殺し、完全に事実を闇に葬ったと思っている菊池と、どこかに穴はないかと捜査をするキントリのメンバー達。そして、発泡した弾がどこにどんな風に当たったのか、全員の動きを確認しながら、裏を取りながら追い詰めていきます。

女性が女性を追い込む姿は、男性が追い込むより冷静でただ事件と向き合う雰囲気がします。

まだ色んな事件と対峙していく緊急取調室、楽しみです!!

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