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ゲーム会社・アトラスから販売されているゲーム、ペルソナシリーズを、皆さんはご存知でしょうか?

1996年の第一作目の「女神異聞録ペルソナ」から、2016年にゲームシリーズ20周年記念記念作として人気の「ペルソナ5」までの間に番外編やダンスシリーズ、リメイク作品を含めると、計19作品が世界で販売され、910万本以上出荷されている大人気シリーズです。

ペルソナ、ペルソナ2の二作とペルソナ3から5までの三作は、キャラクターデザインや作風もガラリと変わっています。厳密に言うとペルソナ3からはよりスタイリッシュに現代的になっています。

そんなゲーム・ペルソナシリーズの5作品を、作品ごとに徹底解剖していきましょう。

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ゲーム・ペルソナシリーズ第一作「女神異聞録ペルソナ」のストーリー!

1996年に、記念すべきゲーム・ペルソナシリーズ第一作「女神異聞録ペルソナ」が発売されました。CMも放送されて話題になったようです。その物語のおおまかなあらすじを紹介します。

主人公が住む街に怪しい会社が進出して、街の住民が怪しんでいました。そんな時に主人公たちが通う高校の学園祭の準備中に、「ペルソナ様」という怪しい儀式をすると、その時に起きた感電により主人公は意識を失ってしまいます。

感電したのでクラスメイトの入院している病院に、見舞いも兼ねて精密検査を受けに行く主人公たち。しかしクラスメイトの容体が急変し、巨大な揺れが主人公たちを襲います。

そして揺れが収まると同時に、入院していたクラスメイトも、行方不明になります。加えて道は迷路のようになり、霊安室で眠っていた死体が蘇りました。普通に書いていますけど、とんでもなく怖いこと起こっていますよね。

その死体に襲われた主人公たちの体から、不思議な力が沸き起こり「ペルソナ使い」として覚醒、病院こそ脱出できましたが街全体がおかしな力で出ることも入ることも出来なくなっていました。そして敵となる悪魔たちもあちこちに湧いて出ていました。

そして主人公たちは街をおかしな力から救い、クラスメイトを探すために「ペルソナ」を使い、異変に立ち向かっていきます。というストーリーが展開されていきます。

 ペルソナシリーズ第一作にして最難易度を誇る「女神異聞録ペルソナ」について

女神異聞録ペルソナのおおまかなストーリーは、なんとなく分かっていただけましたでしょうか。簡単に言うと、不思議な力「ペルソナ」に目覚めた主人公たちが、いろんな悪魔とか困難に立ち向かいながら街とクラスメイトを助けるってところでしょうか。

因みにこの「ペルソナ」とは何なのか、はっきりとは答えられませんが、「もう一人の自分」とか「なりたい自分」という、分身的な異能を扱う存在だと覚えたら良いと思います。

そして、ゲーム・ペルソナシリーズはシリーズ通してRPG作品です。したがって、RPGらしく頭を使って戦略を練って、敵と戦わなくてはなりません。

ですがこの異聞録ペルソナ、めちゃめちゃ難易度高いんです。戦闘時に出てくる選択肢を、間違えると、レベルとかあんまり関係なく死にます。序盤は小回復アイテムはあっても、瀕死状態からの回復アイテムは無いので、主人公瀕死になったら即ゲームオーバーです。

誰か瀕死になったらドミノ倒しの如く、バッタバッタと味方が瀕死になっていきます。一度躓いたら、連鎖反応みたいに強い悪魔がこれでもかというくらい、襲ってきます。一網打尽だぜ!みたいな弱い物いじめ感半端ないですよ。

ですのでなのでちゃんと短時間で作戦を練るか、一部のエリアに留まって、全員のレベル上げを十分にしないとすぐに詰みます。リメイクのPSP版のPersonaでは難易度を選択できる筈なので、自信ない人は一番優しい難易度にしましょう。それでも何処かで一度は絶対に詰みます。

ゲーム・ペルソナシリーズ第二作「ペルソナ2シリーズ」について解説! 

ペルソナシリーズ2作目の「ペルソナ2罪」は1作だけでなく、後日譚であり本当の完結である「罰」との2作で構成されています。

主人公は高校生で、声が子安武人さんという、なんとも豪華で貫録のある主人公です。おおまかなストーリーは、"自分の携帯電話から自分の携帯番号へ掛けると現れて、夢を叶えてくれる"という胡散臭い噂の怪人ジョーカー。

そのジョーカーから、何故だか深く恨まれていると知った主人公は、恨まれる原因となった過去の出来事を思い出すため、ジョーカーの手下の悪魔たちとの戦いに立ち向かっていく、というものです。

2作目の「罰」の方はキャラクター全員が社会人という特徴があり、此方もジョーカーを中心としたストーリーになっています。

前作では、ゲーム初心者では入りにくかったシステムをマニアックに、そして簡略化させて誰でも遊びやすくしています。

ストーリーでは「本当の理想とは何か?」というのを軸にし、前作のキャラクターも登場し、1・2の全3作品の完結作的な位置づけになっています。

主人公たちの着ている服が何とも独創的で、目がいってしまうのも醍醐味のひとつです。ハート二つ付いたジャケットとか着ていますからね、ファッションセンス良いんだか悪いんだか分からない感じ。

1・2からよりスタイリッシュに一新されたペルソナシリーズ3作目のペルソナ3について! 

ペルソナシリーズは3からキャラクターデザインや音楽が一新され、よりポップに、よりスタイリッシュになりました。3からペルソナシリーズを知った人も、多いはずです。

時間経過や登場人物の人間関係が一新、コミュニティと言う新たな要素が加わり、より遊びやすく、手に取りやすくなりました。

ペルソナに覚醒した高校生の主人公が、深夜12時に現れる「影時間」に出る怪物「シャドウ」と戦い、其々の残酷な運命と対峙する、というストーリーです。ポップな作風と書きましたがテーマは「死」というおどろおどろしいテーマなので、シリアスな感じは相変わらずです。

主人公とクラスメイトと友情を育む少年という、全3役を全て石田彰さんが演じるという、石田彰ファンにはたまらない石田彰パーティゲームになっています。ストーリー重いけど。キャラクターもスタイリッシュに綺麗になっているので、感情輸入もしやすいですよ。

リメイク策として女性主人公を追加し、「究極のif」と銘打ったPSP版も発売されています。女主人公の場合は、ピンクを基調とした可愛い感じなんですけど、ストーリー相変わらず重いから、後半からなんかピンクで明るくて申し訳なくなってくるんですよね…。

ゲーム・ペルソナシリーズ4作目にして大人気作のペルソナ4をご紹介!

黄色を基調にし、「真実」をテーマにしたペルソナ4は、アニメ化も二度された、ゲーム・ペルソナシリーズ屈指の大人気作品です。

都会から田舎に転校してきた主人公が、深夜12時になるとテレビ画面がおかしくなる「マヨナカテレビ」の存在を皮切りに、ペルソナを駆使して町で起こる連続殺人事件を巡るミステリーと、異世界での悪魔とのバトル、日常での様々な人間関係を通して繰り広げられる青春群像劇の、3つが並行して起こるという、何とも忙しなくしかし面白いストーリーです。

このペルソナ4ですが、「真実」というテーマなので前作のペルソナ3よりも、よりポップに楽しく遊ぶことが出来ます。本編以降もゲームの派生作品が一番多く出て、また海外でも人気のゲームです。イラスト投稿サイトでも、ペルソナシリーズ中、一番多くの作品が投稿されています。

アニメも半年に渡って一度目が、そしてリメイク版のゴールデンを軸にした二度目のアニメが放送されたこともあり、一番売れて3を凌ぎ一番人気の作品になりました。アニメ見ていましたけど、放送される次の週が待ち遠しくなるくらい面白かったですよ。おすすめです。

ゲーム・ペルソナシリーズ最新作、ペルソナ5をご紹介します! 

前作、ペルソナ4から8年後の2016年に発売されたペルソナ5。赤をテーマカラーに、そして「更生」をテーマに新たな要素が追加された本作は、アニメ化もされました。

主人公は暴漢から女性を助けたものの、逆に暴行罪で保護観察となってしまいます。そして転校先の東京で、謎のスマホアプリ「イセカイナビ」で対象人物の心の世界へと侵入し、ペルソナ使いへと覚醒します。

様々な事情を持ちながらも、社会から抑制、爪弾きにされてきた主人公たち。これまで、心の奥底に封じ込めてきた怒りと共に自分のペルソナを覚醒・解放し、身体に歪んだ欲望を持つ悪人の心を「盗む」ことで「改心」させるという「心の怪盗団」という正義の義賊を結成し、悪と戦います。

悪の心を持つ人たちを、ペルソナ能力を使って成敗するテンポのいいストーリーは、見ていても気持ちの良いものです。戦闘面でもリズムよく迅速に敵を倒せるので、時間を気にすることなく楽しめますよ。

また、アニメも2クールに渡って放送されたものと、その続編となる上下2作品も放送されました。

アニメ・ゲーム共に主人公役の福山潤さんや、仲間となるペルソナ使いを演じる杉田智和さん、水樹奈々さんや宮野真守さんといった、超豪華な面々が集まった話題のアニメとなりました。

まとめ 

アトラスから発売されているゲーム、ペルソナシリーズについて徹底解剖と銘打って語ってきましたが、どんなゲームか分かっていただけたでしょうか?

ここで要点をまとめてみましょう。

①女神異聞録ペルソナは、「ペルソナ使い」が初登場した記念すべき第一作であること。また、そのストーリーはクラスメイトと街を救うものであるということ。

②シリーズ2作目のペルソナ2の「罪」と「罰」は、1作目よりプレイしやすくなり、また独創的なファッションが魅力であること。

③シリーズ3作目のペルソナ3は、前作よりポップでありつつ重いテーマを取り扱っていることから、シリアスな作風を残していること

④ペルソナシリーズ4作目のペルソナ4は「真実」をテーマに、よりポップで楽しみやすくした、シリーズ屈指の人気作であること。

⑤一番新しい5作目のペルソナ5は、「更生」をテーマにスカッとするストーリー、機能性でより面白みが増したこと。

1作目である女神異聞録ペルソナから始めずとも、どの作品からプレイしても楽しめるということがゲーム、ペルソナシリーズの人気です。

重厚でシリアスな作風を楽しみたい方は、女神異聞録ペルソナとペルソナ2「罰」「罪」を、よりポップで軽やかな雰囲気を楽しみたい方はペルソナ3から5をおすすめしますので、興味がある人は、ぜひ手に取ってみてください。ハマること間違いなしですよ!

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