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心霊やホラー、超能力と言ったオカルトを取り扱った漫画は、一定の層に昔から人気のある、定番の漫画ジャンルの1つです。水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』や楳図かずおの『漂流教室』、つのだじろうの『恐怖新聞』が、ホラー好きには有名ですね。

他にもオカルト物を描いた作品は多々ありますが、中でも香月日輪の小説を漫画家のみもりが描いた『地獄堂霊界通信』は、現在11巻まで発売されている、人気シリーズの1つになっています。

しかし、そんな人気シリーズですが、過去に1度、2年半もの間休載していたことがありました。

何故休載していたのか、考えられるその理由を今回は考えていきましょう。

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作者のみもりは売れっ子漫画家だった!

香月日輪による『地獄堂霊界通信』の漫画を、みもりはgood!アフタヌーンで連載していました。2か月に1度発売する雑誌なので、単行本の刊行ペースは月刊誌に比べると2倍程度かかりますが、それでも1年に一回は刊行されていました。

しかし、2015年10月の第9巻の発売から10巻発売日の2018年4月までの約2年半の間、発売されていませんでした。また、作者は他の出版社でも、幾つかの漫画やイラストを並行して描いている売れっ子です。しかし、それ等の作品も同じく更新されていません。

他の作品も更新されていない、ということは、作品でなく作者自身に何かあったかと考えた方が打倒のようです。

みもりの描く『地獄堂霊界通信』が休載していた理由は!?

『地獄堂霊界通信』の連載休止ですが、雑誌の方では2016年2月発売の号から休載していたようです。9巻発売の6か月後で、話数で考えると3話分描いて休載したようです。3話だと余程のページを描かない限り、単行本収録は難しいでしょう。

休載当時はあまり資料が無いので分かりませんが、雑誌の方には休載することだけが書かれていたのかと思われます。他の漫画が休載する場合もですが、休載理由を詳細に書くことはあまりありません。

さて、肝心の作者・みもりの休載理由ですが、本人のツイッターから見ると、過労による何らかの症状が出て、止む終えなく長期休載をしたのではないかと思われます。ツイッターを遡ってみましたが、出てくるのは2018年までで、当時の詳細な記録は出てきませんでした。

しかし、「休載していた頃のイラスト」と称して、主人公格の3人が寝込んでいるイラスト1枚と、「過労で」という言葉が先に来ていましたので、先述の通り幾つもの作品を描いている売れっ子漫画家な故、疲れが貯まりそれが過労として何らかの症状と共に出てきた、と考えていいでしょう。

まとめ 

今回は、漫画家みもりがgood!アフタヌーンで連載していた漫画、『地獄堂霊界通信』の2年半にも及ぶ連載休止の理由を考えてきました。2つの見出しを、簡単にまとめましょう。

①『地獄堂霊界通信』は、2016年2月号から2年半もの間、休載していた。休載理由は公にされていない。

②作者・みもりのツイッターに掲載されていたイラストから察するに、過労と共に引き起こされた何らかの症状により、休載されたと考えるのが妥当と思われる。

漫画を描くという行為は、ページ数や手間が増えるほど見た目以上に心身共に酷使する作業です。特に症状が出やすいのは手や目、首回りなどです。更には売れっ子漫画家ほど手を使うので、結果として腱鞘炎になる人も多々おり、治療や手術の為に作品休載を止む終えなくなる場合も多いです。

時間と共に少しづつ回復はされますが、それでも辛いです。作品の読者・ファンの人々は、それを見守り応援することで、作者の力になり、作者もまた頑張ろうと思ってくれるのではないかなと思います。

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