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緊急取調室3rd SEASONも第5回となり、チームの今置かれている状況もみんなが把握することとなりました。チーム全員でキントリを続けていくことが困難かもしれないという状況の中、また新しい敵と立ち向かうことになるのですが、今回もまた大どんでん返しあり、嫁姑問題もあり、複雑な展開でした。

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緊急取調室第5話のあらすじ

話の中心にいるのは、平凡な専業主婦山下昌子(真野響子)。昌子の旦那は仕事でほとんど家にいない状態だったことから彼女の支えとなっているのは息子である翔太(山崎樹範)でした。その翔太は弁護士となり、また結婚し、彩矢(国分佐智子)と昌子の住む家の近くで住んでいました。

そんな中、彩矢が行方不明になります。最後に姿を見たのは昌子で、かぼちゃを買いに出かけると言っていなくなった、と証言します。そして昌子は、彩矢は浮気をしていて、そのことが原因で行方不明になったのでは?と言い出すのです。

防犯カメラや他の人の証言から怪しい人物としてキントリがマークしたのは昌子でした。ドラマの展開としても、最初から昌子が嫁である彩矢のことを良く思っていない様子が描かれていたので、昌子が犯人なのでは?と思わせるようになっていましたが、本当に昌子なのか?そしてどうやって殺して遺体はどうしたのか?その辺が全く分かりませんでした。

彩矢も弁護士だったことから、昌子は彩矢の上から物を言う態度と彩矢の笑顔がとにかく嫌いでした。それは、翔太が昌子に吹き込んだ嘘も原因の一つだったのですが、それが彩矢の浮気だったのです。でも実際に浮気をしていたのは翔太。つまり、様々な思惑が複雑に絡み合って起こった事件だったのです。

殺人事件かと当事者たちみんなが思っていたこの事件、実は彩矢は殺されていませんでした。かぼちゃで殴打されて意識を失った彩矢は閉じ込められた場所から自分で逃げ出し、警察に保護されていたのです。(その殴打したかぼちゃで昌子はかぼちゃスープを作り、自分が食べるのはもちろん、翔太にも食べさせたりするのです!真野さんの雰囲気と共に異様な光景でした)キントリは彩矢が生きているという情報を、旦那である翔太にも昌子にも伝えないまま捜査を続けました。

これはまた警察にとっては問題行動です。犯人逮捕のためとは言え、キントリの立場はどんどん悪くなっていっています。

嫁姑問題の怖さ

結婚すると多くの人の悩みになる結婚した相手の家族との関係。人間関係はちょっとしたことでこじれるものですが、嫁姑となるともっと深い溝が出来ることが多い気がします。最初は良いと思っていたことも、年数が経つにつれてお互いの粗が見えてしまったり、余裕が出てきて配慮にかけてしまったり。

今回の嫁姑問題も最初は気にならなかったちょっとしたことの積み重ねがあり、殺人未遂事件にまで発展してしまいました。平凡な専業主婦が衝動的に起こしてしまった事件でしたが、昌子は偽装工作まで行う狡猾さがあり、その上で行方不明になったお嫁さんを心配して泣くという演技までしてしまう。人の怖さも同時に見せつけられました。

まとめ 

キントリのチームワークはどんどん良くなっていますが、キントリチームの存続は危うく、また菱本(でんでん)と小石川(小日向文世)は警察で働き続けるのも難しいような状況になっているようです。でも誰かが欠けることを望んでいない真壁(天海祐希)。梶山管理官(田中哲司)がどう考えているか、少し隠しているところもありそうですが、チーム全体の解散となるのか、持続することが出来るのか、目が離せなくなってきました。

ドラマになっているとはいえ、現実にも起こっているであろう複雑な刑事事件。そういったものに立ち向かう時にコンプライアンスばかりを気にしていては思った捜査が出来ないのではないかと思います。そういった時に、少しルールから外れても真相にたどり着くキントリは貴重な存在だと思いますが、現実的には難しいのでしょうか?

今後のドラマをますます楽しみにしていたいと思います!!

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