肌荒れの時に大活躍するワセリン、体にも顔や髪の毛にも使えて万能ですよね!!でも、時々ヴァセリンっていう名前も聞くような・・・。一緒なの?違う商品なの?そんな質問に答えてみたいと思います!!
ワセリンってどんな時に使えるの?
ワセリン、一度使いだすと使い続ける人が多いようですが、どんな時に使えるのでしょうか?それは、どんな時でも、です。というのも、ワセリンは石油を精製して作られたもので、その中でも純度が高いものが「白ワセリン」、一般的にワセリンとして薬局などで手軽に購入できます。
ワセリンは油なので、肌を保湿した後にワセリンでコーティングすると肌の水分が逃げていきません。そのため、お風呂上がりに（肌が乾燥してしまう前に）ワセリンを塗るとちょっとした傷や肌荒れ、肌のカサカサしているところの治りが早くなります。（かかとの荒れもワセリンを塗って靴下を履いておくと、日々効果を実感できると思います）
石油以外のものは使われていないので、顔に使うこともでき、赤ちゃんやアトピーの方にもお勧めですね。（病院で処方される薬にもワセリンが入っているものが多いというのも納得です）
赤ちゃんにも大丈夫、つまり口に入れても大丈夫なワセリン、唇が荒れた時にもしっかり塗って寝れば、次の日にはかなり良くなりますよ!!
ヴァセリンって何なの?
ではヴァセリンとは何なのでしょうか?結論を言えば、ワセリンと同じものです。
二つとも「ペトロリウム」という石油を精製して作られたもので、この「ペトロリウム」を言い換えた名前が「ワセリン」、そのワセリンを使ってユニリーバが商標として登録したのが「ヴァセリン」なのです。
ヴァセリンの商品ラベルには「白色ワセリン100％」と書いてあるのが何よりの証拠ですね。でも、日本での薬事法で「ヴァセリンは化粧品、ワセリンは第三類医薬品」と決められ、別の場所に陳列されているので、より違う商品かと勘違いされてしまうようです。（第三類医薬品は包帯や傷テープなどと同じ場所ですよ）
ワセリン（ヴァセリン）を使う時の注意点
病院で処方される薬にも入っていて、化粧品として売られているワセリン（ヴァセリン）、石油以外の余計なものが入っていないので、とても肌に優しいものなのですが、使う時には少し注意点があります。
それは、ワセリンだけでは保湿したり、傷を早く治すことはできないということです。ワセリンは油であり、できるのはコーティングすることだけ。顔の保湿対策をしたいのであれば、肌に化粧水などで水分をたくさん含ませた後にワセリンでコーティング、もしくは水仕事をする前に外からの水の刺激をカバーして手荒れを防止するためにワセリンでコーティングするためのものなのです。
でも肌には自分で傷を治す力があります。その自分の持っている能力を最大限発揮させるため使うと考えて下さいね!
ワセリンのべたべた感が苦手な人は薄く塗ろう!
ワセリンが苦手という方のほとんどは「ベタベタして気持ち悪い」ということのようです。確かに、油なのでベタベタします。でも少し時間を置けば、気にならなくなりますし、お風呂上りに手でワセリンを温めてから薄く塗れば、ベタベタ感はあまり感じずに済むと思います。
まとめ
ワセリンとヴァセリンは同じものなので、もちろん使い方も一緒です。チューブで売っているものもありますが、ほとんどは容量も大きめの容器に入っています。容量が大きい方が割安なので、使い続けたい方には、大きいものを買う方が良いですね!!ただ使う時はホコリなどの不純物の混入を防ぐために、小分けの容器に入れて使うことをお勧めします。
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