キッチンの広さは何人で住むのか、一度に何人でキッチンに立つのかでかなり差がでてきます。住む人数が増えていくのと共に、それなりのスペースが必要になるキッチン。
理想的な広さ・どんな型のキッチンがあるのか定番の型を・引っ越しの際の注意点などご紹介していきます!
Contents
キッチンの平均的な広さ
マンションや一軒家のキッチンの平均的な広さは、4.5畳くらいです。LDKの場合は最低でも15畳ほどは必要になってきます。
一人暮らしだとキッチンの広さにこだわるひとはあまりいませんが、一緒に住む人が増えるにつれて広さへのこだわりや、理想的なキッチンのデザインは変わってきますよね。
2人〜3人で暮らす場合「LDKで15畳」くらい、3人〜5人ほどで暮らす場合「LDKで19〜20畳」くらいあると窮屈に感じることがなく広々と使用できると思います。
どんな型のキッチンにしたいのか
キッチンの型は大きく分けて「壁付けキッチン・.対面キッチン」の2種類があります。ファミリーからの支持が圧倒的に高いのは、対面式キッチンです。
①対面式キッチンのメリット・デメリット
対面式キッチンの最大の魅力は、壁に面しているキッチンと違いリビングの様子がみえるところです。リビングにいる家族や来客との会話を楽しむことができ、テレビを見ながら調理をすることも可能です。
我が家もそうですが、小さい子供がいるので対面式だと遊んでいる子供を見守りながら家事ができてかなり便利です!
更に、キッチンとリビングが繋がっていることによって、部屋を広く感じる・見せることができます。
デメリットは、リビングと繋がっていて開放的なぶん冷暖房が効きにくい上に、調理中の匂いが部屋に充満しやすいところです。更に、リビングからもキッチンが見えてしまうので、生活感がでないように整理整頓をこまめにする必要がでてきます。。
他には、水や換気扇や調理中の音がダイレクトに聞こえてくるので、テレビの音が効きにくく感じることもあり、神経質な人はストレスに感じるかもしれません。
②壁付けキッチンのメリット・デメリット
I型の壁付けキッチンの魅力は、導線がコンパクトなので家事を効率よくこなせるところです。対面式と違いコンパクトなぶん、リビングダイニングスペースを広く確保することが可能になってきます。
更に、置き方次第ではダイニングテーブルも調理中に使用できるので、広々と使えちゃいます!窓を設置することで換気をしやすくしたり、壁と向かい合っているので調理に集中しやすいという利点もあります。
壁に面しているので、リビングにいる人とコミュニケーションが取りにくい点や、テレビを見ながら調理をすることができないのが残念な点です。
他には、食器棚や家電の配置が難しかったり、キッチンの全てが丸見えになってしまうので、全体的に生活感がでやすくなってしまいます。
③家具を配置する時の注意ポイント
引っ越してみてから「あ!失敗してしまった」とよくやってしまいがちなのが、冷蔵庫の扉が右開きなのか左開きなのかの確認漏れです。壁が邪魔でドアが開ききらない、開けにくく壁に当たってしまうなど毎日使うのにストレスが溜まるポイントになってしまうので注意が必要。
他には、忘れられてしまいがちな「ゴミ箱の位置」。シンク下に収納することで生活感をなくしたいのか、使いやすさ重視で「ドーン」と置きたいのかでかなり違います。
置きたい調理機器の種類の多さや、冷蔵庫や食器棚のサイズなどそれぞれご家庭ごとで異なるので、手間はかかりますが住宅購入時だけではなく引っ越しのときも幅を全て採寸するのが大切なポイントです。
まとめ
①徹底的にサイズをはかる
②妥協できない点を家族と話し合う
③「我慢」はせずにある程度の妥協はする
実際に引っ越したときのことをイメージして大まかな図面を書いてみたり、頭の中でもイメージしておくと、自分達に適しているキッチンの広さが何畳なのかわかりやすいかなと思います。
「キッチンの広さ・リビングの広さ・家事のしやすさ」など、これだけは絶対に譲れない!というポイントを徹底的に話し合うことが、素敵なキッチンと巡り合う近道になることでしょう。