元々、アメリカでANGER ROOM(怒りの部屋)として始まったサービスが2019年日本でも始まりました。それがREEAST ROOM(リーストルーム)です。東京都の浅草で始まったこのサービス、いくつかのテレビ番組でも取り上げられていますが、一体どんなものなのでしょうか?
リーストルームはどんなサービス?
リーストルームとは『物が壊せる新感覚エンターテインメント』です。「物が壊せる⁉」このコンプライアンスの厳しい時代、そんなことしてもいいの?と思ってしまいますが、既にアメリカを始め、カナダ・オーストラリア・シンガポールなど世界で約30店舗以上展開されているサービスなのです。
アメリカでANGER ROOMとして始まった時は、女性起業家が自宅の倉庫でストレス発散のためにこのサービスを生みだしました。それが今では「楽しむため」「爽快感を得るため」という目的に変わって、今のエンターテインメントとなりました。「やってはいけないことをする」これが大きな爽快感や刺激を得ることが出来るということですね!“
コースを決めて、ヘルメットなどの防具を着用して、いざリーストルームへ。部屋の中の物はすべて壊しても良いものです。壁に投げつけても良いし、ハンマーでたたき割ってもOK。普段の生活でお皿を割ってしまうことはありますが、電化製品などはなかなか壊した経験ないですよね?そういった家電を置いてある部屋を選ぶこともできます。
リーストルームのコース一覧
リーストルームにはいくつかのコースがあり、また1人でも複数人でも参加できます。
【コースは3種類】
ワレモノコース(刺激度80%) :食器などの割れ物8ケ
スタンダードコース(刺激度100%):小型家電が1つ、割れ物10ケ
スペシャルコース(刺激度120%) :小型家電が2つ、割れ物20ケ
【費用】
ワレモノコースの場合 : 3500円/10分(1人or2人)、3300円/15分(3人)、3000円/20分(4人)、2500円/20分(5人)
スタンダードコースの場合 : 3500円/15分(1人or2人)、3600円/15分(3人)、3300円/20分(4人)、2800円/20分(5人)
スペシャルコースの場合 : 6000円/20分(1人or2人)、5800円/15分(3人)、5500円/20分(4人)、5000円/20分(5人)
有料ですが、オプションで壊すアイテムを増やすこともできます。
壊す物はどうやって集めてる?
リーストルームに置いてあるものは廃棄品です。不用品回収業者と提携して、廃棄品を仕入れ、それを再利用して壊すサービスの商品として提供しています。
今後、私物を持ち込めるようなサービスも検討中とのことなので、より思いのこもった私物を持ち込んで思い切り壊すことも出来てくるかもしれませんね!
壊した後はどうするの?
リーストルームで壊したものは、その後スタッフさんが分別しているそうです。小型家電には、再利用可能な資源もたくさん使われていますので、廃棄品をしっかり分別するために壊すと考えて、エンターテインメントの一つとして楽しんでいると考えれば、また違った感覚で楽しめますね。
まとめ
物を壊して楽しむサービス、まさに新感覚ですね!
「物をわざと壊すのはいけないこと」そういう世の中の常識のような、社会生活を送る上で、禁じられている自我『本能的自我』を表現するために作られたリーストルーム、ストレスを抱えている人にとっては、そのストレスから解放してくれる場となるのかもしれません。
周りの人と協調して生活していくのも一つの幸せの形ですが、それだけでは満たされない部分をこんなサービスが埋めていってくれるのかもしれませんね。今は東京にしかありませんが、これからサービスが充実していって、全国に広がりを見せていってほしいと思います。
その時は是非一度体験してみたいと思います!!
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