クロスワードパズルをやっている方にはお馴染みの「ナンプレ」。でも雑誌を見ていると同じような問題が「数独」ってなっている・・・?
何か違うものなの?と思ったことはありませんか?私も、実は同じことを思っていました(笑)その謎が今回(意外と簡単に)解けたので、皆さんにもお伝えしたいと思います!!
ナンプレと数独の違いとは?
実は、同じものなんです!!!パズルの内容・ルールなど全く同じです。ではなぜ、2つの名前があるのでしょうか?
それは、商標登録の問題が関係しています。つまり、「数独」は「パズル制作会社ニコリ」が商標登録している商品名なのです。「数独」は「数字は独身にかぎる」の略語として付けられました。
その商標の関係で、ニコリ以外の他の会社は「ナンプレ(ナンバープレイス)」という名前を使うしかない状況となっています。とはいえ、そもそもアメリカではナンバープレイスとして雑誌に掲載されていたものを日本で数独として紹介したので・・・何が最初か正しいのか分かりませんね。
数独は、今では外国でも「Su Doku」として親しまれ、2006年からは、世界選手権のWorld Sudoku Championship(日本語名は世界ナンプレ選手権)がヨーロッパを中心に毎年開催されています。数字のパズルであれば、言語関係なく、全世界共通で楽しめるので面白そうですね!!
実はこんなゲームも同じ状態でした
同じような商標の問題で、同じゲームなのに2種類の名前があるゲームがありました。それは「オセロ」と「リバーシ」です。
オセロはメガハウスが商標登録を行っているため、メガハウス以外の会社は同じゲームでも「リバーシ」と明記しています。そう言えば、「これ、なんでオセロって書いてないんだろう?何かルール違うのかな?」と思ったことがあったなぁと思いだしました。
でもオセロの場合は、オセロ版で遊ぶ機会が昔からあったからか「オセロ」の方がメジャーですが、数独の場合はどちらかといえば「ナンプレ」の方がメジャー感がありますね。
パズル制作会社ニコリってどんな会社?
パズル制作会社ニコリではパズル通信ニコリを発行しています。ポケットサイズのパズル本を発行していて、数独はもちろん、カックロ・スリザーリンク・シークワーズ・推理パズルなどのパズル問題で製作されている「気がるにシリーズ」を発行しています。
1冊の中に簡単なイージー問題から難しいハード問題まで入っているので、移動中にパズルをしたい方にはお勧めとなっています。
またパズル制作会社ニコリでは、こども用のパズルプリントを毎月郵送してくれるサービスも行っています。会期は半年間で、3~5歳用の5,400円のビーコース、小学校1~4年生用の8,640円のタントコースの2種類があり、様々なパズルを楽しむことが出来ます。
そして、パズル制作会社ニコリでは6万6666語を収録した世界最大のメガクロスを完成させたというニュースがありました。3年かけて作り上げたそうです。
メガクロスの書籍が出ているようですが、6万以上の言葉が出てくるクロスワード・・・見てみたいけど、最後まで解ける自信は全く出てきませんね(笑)自分の中に6万以上の言葉のバリエーションがあるとは思えません・・・。
まとめ
商標ってなんとなく面倒なイメージがありますが、パズル業界にもあったことは初耳だったのビックリしました。でも、数十年前までは雑誌など出版されたものでしか楽しめなかったパズル類も今ではスマホのアプリで手軽に遊ぶことが出来ます。
ひたすら問題を解いていくものや解いたポイントで懸賞に応募するものがありますね。雑誌の問題を解いて、懸賞に応募するのも楽しいです!
数独でもナンプレでも、オセロでもリバーシでも、普段生活していると使わない部分の脳を使って、気分転換と脳トレを同時に行ってみるのはいかがでしょうか?
<こんな記事も読まれています>