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緊急取調室の第8話は今シーズン初の男性がゲストの取り調べとなりました。怪しい人物が3人出てくる中、殺人事件の犯人は一体誰なのか、どういう目的なのか、最後まで分からない展開でしたが、最後には男の友情が見られた回となりました。

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緊急取調室第8話のあらすじ

ある平日の昼休み、ネット広告会社の社長・宇佐美友香(霧島れいか)が殺されました。なぜか今回は現場に出て捜査をすることになったキントリのメンバーたち。久しぶりの現場で張り切るメンバー達でしたが、第一発見者の人事部の梅田信吾(三宅弘城)の話を聞くことしかできませんでした。

その後、捜査上に上がってきたのは営業部の橋下拓海(入江甚儀)。彼は殺人の前日に社長から叱責されていたのです。でも、橋下は事件が起こった昼休み中は、アーカイブ室長の木崎勝則(橋本じゅん)と一緒にいたという証言が出てきます。

同機はあってもアリバイがある橋下と木崎。そんな中、梅田が駅のロッカーに宇佐美社長のパソコンを隠していることを発見します。宇佐美社長を殺した凶器だと思われるパソコンとIDカードは事件現場から紛失していました。

キントリは梅田の取り調べを行いますが、梅田はうまく取り調べを交わし、挙句には圧迫してきたとネットに流す始末。そして、事件から数日後にアリバイがあったことを言い始めるのです。

殺人は3人の共謀かと思いますが、年齢も部署も違う3人の共通点が見つかりませんでした。捜査が進むきっかけとなったのは、ネット。不満をネットに流す人間は、仕事上の不満もネットに流しているに違いない、そんな推察から情報を探すと次第に彼ら3人の動きが見えてきたのです。

彼らは部署は違いましたが、職場内で孤立している3人でした。梅田・橋下の2人の気持ちが分かる木崎は居場所を作ってあげていたのです。3人は愚痴を言い合ったりネットにあげたりして友情を深めていました。

そんな中、ネットにあげたことを木崎は社長に見つかります。定年前日に退職を言い渡され逆上して社長を殺してしまった木崎を、梅田と橋下はかばおうとしました。数日経ってからの退職であれば退職金は受け取れるからと、友情から起こした行動でした。

仕事をしないといけない男たち

男性=仕事という意識はなかなかなくなるものではありません。しかも合わないからという理由で転職することも難しい時代です。職場が自分に合えばもちろん良いですが、そうではない場合、居場所がなくても仕事が合ってなくても、働き続けるほかありません。

そんな辛さと、それを救ってくれた仲間という存在のありがたみ、そんなものを感じました。キントリのメンバーも定年近くなったメンバーはそろそろ肩を叩かれそうだと感じています。「居場所がそろそろなくなりそう」という小石川(小日向文世)の言葉はとても重みのある言葉でした。

そして同時にその言葉を聞くキントリの他のメンバーの胸中もはかりしれないものがありました。一緒に数々の捜査に向き合ってきたメンバーでずっとやっていきたい思いとそうはいかない現実との間で揺れ動くメンバーの表情が印象的でした。

まとめ 

来週は時間を拡大して数年前の事件を扱うことになるようです。そして今シーズンのメインテーマともいえるキントリのメンバーの進退についても話が進みそうで・・・。

回を重ねるごとに今のメンバーの絆が深くなっていることを感じられていて、キントリの仲の良さを見るのが楽しみでした。とは言え、年齢を重ねていくことは仕方のないことで、世代交代も必ず起こることです。その部分を残りの数回でどのように描いていくのか、本当に楽しみです。

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